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サービスの力

先日 サービス業界の方たちと 食事をする機会がありました。建築と飲食 とは業界が違うので 様々な刺激を受けて 楽しい会でした。参加者で 建築業は私だけで 残りは すべて飲食業界の人たちでした。


サービス業とは お客様が 考えている事を 予測して動く職種です。洞察力が必要な 業種であります。 先日 食事をした人たちは、一般的な 飲食店とは少し違い 食事代金に 数パーセント上乗せしてサービス料を 頂いているシステムの店のスタッフです。サービスする側のスタッフも それなりの研修を受け、サービス料に合った動きをする必要があります。 主に ホテルレストランや高級料亭などが 主に このような システムをとっていますかと思います。


ここまでのピリピリとしたサービスまでは求めないものの、建築業界もこのサービスという観点を どんどん取り入れる事が 必要である思います。


どちらかというと 職人肌の建築業界は、効率性 採算性重視という考えが主流です。もちろん 会社を維持してゆくには 必要不可欠な部分です。 建築技術集団の業界では、会社の利益に直接結びつかない サービスという観点は 今まで そこまで重要視されてきませんでした。


でも 建築現場を お客様が いつ来られてもいいように ピカピカに整理整頓 掃除をして 綺麗に終業する。これも サービスの一環であると思います。職人さんが 道端で 座り込んでタバコなどを吸わない。これは もはやサービスというか、今の 時代 当たり前のモラルです。サービス業のスタッフは廊下を歩くのにも気を使って歩きます。ならば建築業界では 現場へ向かうまでの 運転の仕方も気を配ること。 また 打ち合わせに来られたお客様に 子供がおられたら、子供にも隔たり無く接客をするなど。 また 細かいことですが、打ち合わせの際に お出しした飲み物が 空になったら 「おかわり いりますか?」などの 声かけをする。


簡単な気配りですが、なかなか出来ていない人が多いです。 経験豊富なベテラン現場監督さんに言っても 「今更 こんな事言われても、、、、、。」


そうは言ってられない時代が来ていると思います。


先日の食事会で、技術提案力、営業力、に加え サービス力が今後 どんな業界でも 求められるのではないかと 感じました。




 

 

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