2017年4月4日
古民家の大規模リフォームを学ぶ
富山・射水で視察会
県外からのリフォーム会社や工務店を招いた視察会は4日、富山、射水両市であり、参加者が建築会社「共栄ホームズ」の手掛けた大規模リフォームに理解を深めた。
東京の大手コンサル会社が実施。増改築ビジネスを学ぶ同社の勉強会に所属する熊本や福島、群馬などの6県の8社 計11人が参加した。共栄ホームズは勉強会メンバーで、国に先進的なリフォーム事業者として認められてる。
一行は射水市にある築110年と築80年の住宅を見学。伝統家屋を生かしつつ、徹底した耐震補強と断熱改修を施すリフォームを学んだ。富山市古沢にある古民家再生のカフェで武田社長が講演し「家を受け継いでいく方法を伝えるのも私たちの仕事だ」と述べた。東日本大震災や熊本地震の被災地から訪れた参加者もおり、熱心に聞いていた。
(北日本新聞2017/4/5 掲載記事より)