射水市 O様邸 再生工事 はじまりました
2010.10.4
今週が スタートしました 私の方の担当現場では 明日から 射水市 T様邸 上棟が行われます。 そして 新たな現場として 今週から (大山町 H様邸) (富山市 大泉 O様邸) (婦中町 I様邸)の工事がスタートします。今週から また忙しいです。 ありがたい事です。 私の方の 現場は こんな 感じです。
私 以外の担当の 現場も 続々と スタートしております。
射水市 O様邸 再生工事もスタートし 解体工事が はじまっております。
再生工事の 解体は 老朽化の進んだ 建物の使える部分を 見極めながらの解体ですので、解体屋さん 大工さん 建築士と いった具合に 一風変わった 解体作業と なります。
解体していると いろいろと 発見される事が あります。この写真は家の屋根を支える 大切な通し柱の 一本です。 言葉の通り 屋根まで通してある柱ですので これが 外れれば 家は倒壊ということになります。 O様邸の そんな大切な柱が 上の写真のような状態でした。 見た感じ 白アリ などの害虫の影響です。木材は 既に カラカラに乾燥していることから 害虫は もういないとの判断ができますが、 ここまでの 腐敗してしまうと 構造計算的に役割を 果たしていないとも言えます。 通し柱がこの状態だと 家は そこで立っているのがやっとという状態で、横から ドンと力が加われば、、、 この柱を見ていると、もし 富山に 大きな地震が 来ていたらと思うと、ゾッとします。
もっとゾッとするのは 例えば 外壁だけ貼り替える工事とった簡易リフォームの場合、こういった柱が 発見されても 交換しないで 外壁だけ貼り替えて隠すという工事が多くみられます。構造体に 触れる技術を 持っていない為、そのような工事で終わってくるのでしょうか。それって 結構 恐いと 思います、、 外壁 外観 は新しくても 地震がくれば倒壊の可能性のある 家は たくさんあると 思います、、
家の 設備などが 水漏れなどして 調子悪いなと 思った時には、構造体の点検も おすすめしたいと思います。 特に水廻りなどの構造体は 傷んでいる 可能性は大です。