火災警報器設置
2012.1.20
寒い時期になるとよく耳にするニュースといえば、火災のニュースです。
今年に入ってからも、すでに4人の尊い命が、奪われています。住むところが奪われるうえに、命まで無くしてしまう、本当にあってはならない出来事だと思います。
2010年に、県内で発生した火災で亡くなられた方の、約5割以上が逃げ遅れによるものです。
逃げ遅れの死亡の要因は、主に深夜時間帯に、火災の発生に気づかず、招いてしまった惨事と考えられています。
火災は、予防することにこしたことがありませんが、もし火災になっても、逃げ遅れないように、初期段階の発見により、避難する時間を少しでも多く作らなくてはなりません。
対処方法の一つに、火災警報器の設置があります。火災警報器には、煙式と熱式があります。一般的には、煙式が普及しています。
火災警報器の設置は、義務付けられていますが、現状は、まだまだ普及していません。新築住宅及びリフォーム等改築された方は、ほぼ設置されていますが、改装等何もされていない方は、今も設置されていないと思われます。
設置しない原因は、「面倒くさい」「どこに言えばよいか解らない」等が考えられますが、大切な命や財産を守る為に、早めに対応された方が良いと思います。
火災警報器設置だけの工事だと思われると、面倒くさくなるかと思いますが、この機会に、不便な所、不都合な所の補修工事も併せて考えられると、より良いのではないかと思います。
気になることがあれば、何なりと相談してください。お客様の想いを十分汲み取り、出来る限りの提案をさせて頂きます。
住宅事業部 浦野 昭