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土台敷 チエック!

 土台敷きとは。まず家を建てるには基礎という コンクリートで足元を固めます。そのコンクリートの上に直接 柱を立てていくのではなく、柱と直角にコンクリートに沿うようにして柱、壁を受ける木材を設置するのが、土台敷きです。よく白アリに食われた といわれる構造体の部分は この部分が多いです。よって 白アリなど虫に食べられにくい ヒノキ材などが 良いでしょう。共栄ホームズでは ヒノキの土台を使用しています。 その土台と基礎コンクリートを固定するのが アンカーボルトというボルトです。このボルトはコンクリートごと固めてしまうので 後々 移動はできません。そのため配置するには 注意が必要です。 配置を間違うと 家の強度にも関わってきますので重要な部分です。

上の写真は土台とアンカーボルトの写真です。(婦中町 塚原 E様邸)
このアンカーボルトの位置が重要になってきます。ちょうどこの写真は 土台と土台の継ぎ手部分です。この土台と土台のつなぎ部分の固定に注意が必要です。御覧の通り凹凸でつながっています。土台凸の先から20センチ以内に 凸の木材にアンカーボルトで固定するのがベストです。 
 しかし基礎工事と構造体のプレカットのすり合わせがしっかり行われていないのか、残念ながら凹側にアンカーボルトが あったり、凸側にあっても 継ぎ手部分に近すぎたり 離れすぎたり しているのを 目にします。一度アンカーボルトを コンクリに埋め込むと 基礎コンクリを壊さないと移動できませんので、そのまま 上棟 という流れが 珍しくないようです
このような部分は確認申請で規定されているわけでもなく、公庫仕様書の規定があるわけでもないので、施工側の仕事へ取り組む姿勢、建物、施主様へ対する配慮だと思います。たいして構造上深刻な 問題点でないにしても 自分の家が これにあたると 気持ちいいモノではないですよね?