シロアリなどの防腐、防虫処理
2009.11.7
家の構造体(土台など)がシロアリなどの侵入を防いだり、腐食を防ぐ。 防腐、防虫処理を施し 効果をあげるには、どうしても ピレスロイド系の薬剤や 有機リンなどの 人体に悪影響のある 薬剤で 処理する必要が あります。 最近 人体の健康に悪影響が 少ないといわれている 自然材料もありますが、この 薬剤は、 人体に悪影響が少ないにせよ 結局は効果を出すには 大量の塗布 が前提になります。人体に悪影響のある 薬剤は 少量で効き、人体に悪影響の少ない薬剤は大量でないと効果はない ということです。 どちらにせよ 人体に 良い影響はないです。
また、薬剤の効果の 保証期間というのは、メーカーや業者により まちまちですが 平均3年~5年程度です。仮に建物の寿命を50年とした場合、建物を持続するには 最低10回以上の 薬剤 塗布 が必要ということになります。まず 持続して やっておられる 方は 少ないでしょう。建てた時に 塗布 してもらったぐらいの方が多いと思われます。
建物というものは、出来上がってしまうと 柱、間柱、筋交いなどは クロス、ボードなどの仕上げ材で 隠れてしまいます。 薬剤の定期 塗布は 非常に大掛かりな作業になることは 否めません。
体に有害で 有効期限のある 薬を塗るなら、もとより 耐腐朽、耐虫性の高い 木材(ヒノキ、ケヤキ)などを多少値段は はりますが 使用したほうが 効率がいいのかもしれません。 共栄ホームズでは、土台などは すべて ヒノキ材を使用しております。
もちろん 木材を 長く持たせる為には、薬や使用する木材 だけでは なく床下の 高い機能が求められます。高い基礎高さ、床下の通風性、ベタ基礎などを用いて 地盤からの湿気対策が 必要です。