砺波市 O様邸
2009.12.26
南砺市 O様邸 現在 2階 床作りを 行っております。 昔ながらの在来軸組工法は 床面の水平構面の耐力が 弱点ともいえます。その弱点を しっかりした施工方法で カバーすることで耐震性の確保することが 非常に重要となってきます。本当に細かいことかもしれませんんが、まずは釘の打ち方です。床に構造用合板を貼りつける際に 打つ釘です。釘の頭を残すように打つ様に 釘を打つ 打撃力に注意しながら施工する必要があります。釘の頭が 合板にめり込むように とめると 耐力の減少につながります。
また 釘のうつ ピッチは150mm以内で 合板の 四周を しっかりと 止めるという必要があります。
このような釘の打ち方 などは 建築基準法で決められているわけでもないので 見て見ぬフリされがちな箇所ともいえるかもしれません。
簡単な釘の 打ち方 ひとつですが この作業が しっかりとした 水平面の耐力に貢献され 生きてきます。 壁の 耐力を しっかり 発揮させるには 床の耐力作り も必要不可欠といえます。