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射水市 T様邸 新築工事 丁張

地盤改良も 無事に 終わり、いよいよ 射水市 T様邸も 基礎工事へと 進んでゆきます。

基礎工事に 進む前に 重要な 作業が必要に なってきます。 その作業というのが 丁張という作業です。 丁張という作業は、家を設計した 我々が その基礎の高さ大きさ、家の土台が乗る 基礎の立上がりの位置、基礎の直角 などを 狂いなく正確に 作る為の 印付けみたいなものです。 この作業に狂いがでるとこれからの作業すべてに 狂いがでます。「家」を設計した者として 非常に重要な 作業です。 〇〇mm単位のズレが 基礎の強度、家の耐震性にまで影響を及ぼし とりかえしのない事に なってしまいます。

 時々 この重要な作業を 基礎屋さんに 投げっぱなしで 工事を 進めている業者さんを 見かけます。 この何ミリのズレというのを 確認するには とても精密な機械が必要になるので 事後 確認とは 言われますが、たぶん正確な確認はされていないでは?と 疑いたくなってしまいます。

 

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       水平をみる機械              直角をみる機械

 

 

ともあれ 我々は ズレのないように 自らの目で確認する為 この作業は 我々で行います。自ら設計した 「家」の 責任は 自ら取ります。

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写真の様に かけや(木ずち)を もって 建物基礎の位置から 60センチ~90センチ離した位置に 約900mm間隔で杭を 打ちつけます。 これが また 一苦労な作業で 汗だくに なります。 最近は だんだん 暑さも弱まり まだ良かったですが。

杭を打った後に 平行を正確に計る精密機械を使い極めて精密に平行に 四方を貫で囲みます。この貫から〇〇センチ下がった所が 基礎の天板面と いった具合の 印に なります。

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この 後 直角度を 精密機械で正確に測り、基礎の直角を正確に 印をつけます。この直角がズレていると ひし型の基礎など いびつな形の基礎に なり、設計した構造体とのズレが生じます。 一回そのような 基礎を 目にしたことがあります。( 近所で、、、、 内密にしますが、、 そのまま基礎から土台が外側に少し ズレて はみ出したまま 上棟していました、、、少しでも気分は良くないでしょう! 同じお金を 払って建てるなら 基礎からはみ出していない家がいい!というのは 誰でもそうです。 後で モルタルで補修して 隠していましたが、、、 その業者さんの名前は 、、言えません、、 近所さんなので そのお宅とは顔見知りですが さすがに恐くて 可哀そうで とても 言えません )

現代、工場で コンピュータで正確に プレカット(刻む)される 家の構造体のズレは ほぼ無しに等しいと言えますので、ズレが生じるのは 人的作業のこの 丁張の工程と言えます。慎重に 行わなければ なりません。 また これは 基礎がズレていたら とりかえしのつかないという事になります。一昔前なら 基礎のズレに 合わせて土台を 大工さんが 刻むということが 可能だったかもしれませんが、今は そうもいかない時代です。

無事に ズレも なく 正確に 基礎位置を印(丁張)を示すことが できました。この 正確な印を基に 基礎工事が 行われていきます。