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枯れたシマトネリコ

 

皆さんこんにちは、「J」です。

先日のシマトネリコの話の続きをします。

 

実は我が家のシマトネリコは2本目なのです。

 

1本目の話。植栽する木をシマトネリコに決めた時、シンボルツリーにするのだからとにかく大きなのを探して欲しいと造園屋さんに依頼。予算に際限が無いというわけでは無いという、少し無理な条件の中で探してもらいました。出費は少ない方が良いもので(笑)。

 

そんな中で苦心して仕入れられたシマトネリコは、一旦は造園屋さんの敷地に仮植えされて、雪が無くなった4月の初めごろに家の庭にやってきた。根巻きされトラックに積まれて到着した姿は荷台から大きくはみ出している状態。立てると高さがカーポートの屋根を楽々超えて4メートル以上はある大物。枝振りも立派でたくさんの葉がついていて、一目で気に入りました。「造園屋さんありがとう」という感じでした。

 

春、夏、秋と季節は巡り、冬に差し掛かる頃から葉っぱがひらひらと落ちていき、翌春には全部無くなってシマトネリコは丸裸になった。雪に覆われる富山県の寒さの中で落葉するのは仕方ありません。また暖かくなればたくさん芽吹いて元の姿に戻ってくれることを想像していました。

 

しかし、梅雨が過ぎ夏になっても一枚の新芽も出て来ない。どうしたのか心配になって造園屋さんに相談すると、もうしばらく様子を見て欲しいという返事。このシマトネリコはとても気に入っていたので絶対に切りたくはない。気長に待つことにしました。

 

さらに一年が経過しても状態に進展が無い。枯れてしまったという判断で、断腸の思いで結局は植え替えることに。家族の一員とまで言うとちょっと大袈裟かも知れませんが、別れの時を迎えました。残念な気持ちでいっぱいでした。

 

 

続く