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今日の 図面たち

今日は 図面を 描いておりました。

 

どんな図面か おおまかに いうと インナーガレージの家です。

 

私の 自宅の横2軒並んで インナーガレージの家が建っています。 富山のハウスメーカーの建売物件 兼 展示場でした。 記憶によると 1年経ち 2年経ち しばらく 売れなかったのですが、値段を 3回ほど下げたところで売れてましたね。 もちろん ご近所さんなので 町内会費を集金する際などに 家の中に入ったことは あります。 とても使い易そうな 間取りでした。

 

でも 設計士が 建築を楽しんで 設計している印象は まったく受けませんでした。 機能美以外の コストのかかる部、建物の見え方 見せ方、 採光の 採り方、各所に感じるゆとり や センスは 最低限の確保というか 二の次。 逆を言えば 無駄がなく いい家です。 家に入った感じ 廊下は窓が無く 有効寸法で760mm~ だったかな? 住宅不足で バブル期によく見かけた 量産型の建物の印象をうけました。

 

建築にどっぷり浸かっているので 一般の方の 家の価値観とは 多少ズレがあるかもしれませんが 私 個人の見解ですが これに35年もローンを払い続ける自信がありません、、、。 どうせなら機能美に プラスα ほしいです。

 

 

 

で 今日 描いた インナーガレージの図面。 和風が好きとのことでしたので、 和風に仕上げました。

 

 

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こちらの図面を提案する お客様は 建売や規格箱型建物も 視野に あるとは言っておられました。

 

もちろん 建売のような 無駄を省いた家には コスト面(値段)では 勝てません。 ただ それだけです。 あとは すべての面で 勝っていると 思います。

 

最終的には お客様が決めることです。

 

無理な住宅ローンを組むことも 当然 お客様の為には なりません。

 

ただ 売れればいいという図面を 描くのは あまり気がすすまない。  それが 建築に携わるものとしての 最終砦、小さな プライドでしょうか。 それが 各社個性のある 注文住宅なんではないでしょうか。