築160年の再生住宅 S様邸

本格的に ゴールデンウィークに 入りましたが、お引渡しを終えた建物の中で 築160年の再生住宅の大規模物件がありました。

基礎は 現行の建築基準法の順じた基礎構造に作り直し。

躯体は YKK・APさんとのコラボ 『性能向上リノベーション事業』として 会社として取り組んだ物件でありました。

とても素晴らしい建物となりましたが、 引渡しも迫り、ゆっくりと写真撮影に行けなかったのが 悔やまれます。 

こちらの完成した立派な門を ご覧いただければ どれだけ豪華絢爛な 再生古民家だという事が分かって頂けるかと思います。

今のご時世、さすがの富山県でも 数少なくなった そんな貴重な物件を少し紹介します。

 

解体前の母屋の姿です。 令和4年 7月。 夏真っ盛りの暑い時期に 解体がはじまりました。

もちろん貴重な地松 欅、黒檀など使われている箇所もあり 手作業による丁寧な解体が 時間をかけてゆっくりと行なわれました。 再生古民家の特徴は、大工さんも一緒に解体現場に入るというのが最大の特徴かもしれません。 それほど丁寧な解体、また補強しながら精鋭部隊での工事進行が必要なのです。

一度 この様に 躯体骨組みにしてから、耐震補強工事を行ったり、断熱工事を 施しました。

YKK APさんの 耐震フレームを組み込んでいる写真です。 当たり前ですが、このフレームを支える為の強固な基礎も新設する事になりました。この様にして、地震にも強い古民家へと変貌してゆきます。 また 樹脂サッシを採用し、新築にもひけをとらない断熱性能を持つ建物となりました。

そして 完成した 姿が こちらです。  メンテナンス性の良いアルミサィデング仕上げで 長く使える外壁材を チョイスされました。

 

既存の梁 トラス構造が見えるLDK空間。

欅の大きな梁がかかる 枠の内構造のある LDK空間。

最新の設備も導入し、とても使いやすい建物へと変貌しました。

 

また後世に受け継がされる よき建物が ここ富山に またひとつ完成しました。

完成 おめでとうございます。

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