日光へ 研修旅行へ行ってまいりました。
日光といえば たくさん有名な観光地があります。 鬼怒川温泉、日光サル軍団、 いろは坂 日光東照宮 などなど。
日光東照宮といえば これまた建築士の試験でも出題される 歴史的有名な建築物。 「日光東照宮」=「権現造り」 正直これしか 知りませんでした。 というか 建築士の試験では これで事足りる知識です。
日光東照宮に着くと、海外の方も多くおられ。
ちょうど 小雨も降り 山の厳かさが ひときわ引き立つ状況でした。
さっそく 現地に着くと いきなり。 「あっ!見たことある!知ってる知ってる!」 モンストのCMで見た。
見ざる聞かざる言わざる
日光東照宮を知らずとも コレは 知っている人も 多いでしょう。でも コレ日光東照宮にある 馬小屋に彫ってあるんです。
また この猿の彫刻には 物語があり、人の一生について 掘ってあります。子供が生まれ、子育てをし、その子供が育ち 恋をし、また子供をもつという 一生を表現しています。
彫刻の2番目に ある見ざる聞かざる言わざるの 意は、子供は無知ゆえに感受性が高く 廻りからの教えが 今後を左右されるということで 悪い教えには 耳を傾けず聞かざる。 世の中の悪い部分 汚い部分は 見ざる。例え見たとしても むやみやたらに他人に 言わざる。 これは 子育てにおける 躾(しつけ) 処世術 を表しているそうです。
日光東照宮には このような歴史 教えが たくさん点在し。知れば知るほど 興味がそそられ 本当に 来て 良かったなぁと 思いました。
話せば話すだけ 長くなるので、あと ひとつだけ。
日光東照宮は 簡単にいうと 「徳川家康が神格化され まつられている場」
もちろん 徳川家康の お墓もあるのですが。そのお墓に入る門には 眠り猫の彫刻が 彫ってあります。
この意は、 猫が眠るほどの太平な戦のない世の中を 現しているそうです。 徳川家 全国太平を 現しているのでしょう。
しかし この猫 体をずらし 横からみると 身体を起こし警戒している様に 見えるのです。
徳川江戸幕府太平な世の中にはなったにしても、悪い輩はいるので 警戒は怠るなという意だそうです。
日光東照宮には、このような 云われのある箇所が 多くあります。本当に見る価値のある 日本の遺産だと思いました。
是非 日光は 一生に一度は 行ってみるべき場所だと 思いました。
日本人であるが まだまだ この日本 知らないところが 多くあるのだと 痛感し これから 生きてゆくのが楽しくなりました。
まだまだ このような場を たくさん 見に行きたいと思いました。