共栄ホームズに気付かされたこと…

 春に向けて着々と工事が進んでいる。3月に入ると、毎週土・日に内見会が開催され賑わいが期待される。

 そんな中、共栄ホームズにも新卒者新入社員が4月から入社予定である。以前、日本海ガス協賛の「船木選手トークショー&ガス展」にて1日体験研修があった。とても初々しく、爽やかで以前の共栄ホームズのイメージを一新したかのような光景であった。

 共栄ホームズの家は、「壊すなんてもったいない」をコンセプトにした再生住宅、又は「はじめるって楽しい」の新築住宅

“Neo&Classic”

がある。当初、「壊すなんてもったいない」なんて古臭い言葉で、どうせ自分が住む家ならピカピカの新しい家がいいと思っていた自分自身。しかし、1年間、共栄ホームズで働いてみると「壊すなんてもったいない」の裏には「物を大切にする」という言葉が含まれていたことに改めて気付かされた。

 よく高齢者から耳にする「現代はモノが溢れ、本当に豊かになった」との声。しかし、今の若い世代は「あって当たり前。なくて不安」の飽和状態にあるように思う。ましてや、あの東日本大震災による無駄な買い溜めや、不安からくる大量仕入れが問題視され、「モノ」自体の愛着が薄れているように思う。

「壊れたらまた買えばいい」…そんな考えが染み付いている私にとって、共栄ホームズの「壊すなんてもったいない」の本当の意味を知るには時間がかかるように思う。

 実際、再生住宅をみているとそんな考えが吹き飛ぶほど、古材が生き生きと息を吹き返し見事な再生が繰り広げられている。そんな再生住宅を間近で見られる自分は幸せ者なのかもしれない。

 今、自分にとって本当に大切なもの…

 残したいもの…

そんな考えが自ずから沸き起こってくる。

 再生住宅に興味のない方でも、家を建てるなら「絶対ピカピカの新築がいい!」と豪語する方でも一度でいいので、共栄ホームズの再生住宅をご覧頂きたい。若い世代の方でも、家が訴えかける「再生してくれてありがとう」というモノへの愛着感が生まれるかもしれない。

 職人の匠の技が垣間見れるこの機会をお見逃しのないよう多くの皆様にご案内していきたい。

武田 明子

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