建築士 ネタ

今日は ガス抜きに 建築士ネタを 少し お話してみようと思います。

皆さん 建築士のイメージって どうですか? 建築物について何でも よく知っているイメージってないでしょうか?  浅く広く知っているという点では あながち 間違いでもないんですが。 エンドユーザー様から求められる知識程度という話で仮定すると、どちらかというと そのイメージは、 間違いである。と いっても 過言ではないかと思います。

木造、二級、一級 どの 建築士も 取得後に 自分の専門分野を どれだけ勉強しているかによる所が 大きいです。

 

例えば、 建物の 外皮計算 (UA値)などの計算方法。認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、住宅性能評価を受ける 等の申請に 必須の項目なんですが、  一般的なユーザー様からすると、建築士なら知っていて当たり前というイメージでしょうが、 実話 認定を取得する為の詳細計算方法なんて 建築士試験では 出ません。。。だから 結局は、 知らないんですよね。厳密にいうと 浅く知っているが、実務計算をして 実際に認定を受ける図書は作成事出来ないという感じでしょうか。

僕の場合も 建築士取得後に、勉強したという形になります。 僕の場合の 勉強方法としては、ずばり ネットでした。ネットで知識を 無料で仕入れて、それを図面に反映させ。 その図面を 指定審査機関の方へ 実際に 持って行き、 審査機関の 専門の建築士さんに 訂正 教えてもらいながら 勉強しながら 実際に認定を得て 実務知識を取得した形になります。

また 構造計算に関しても 同じ事が言えます。 

「えっ!? 建築士って 構造計算できないの?」 って 思われるかもしれませんが、ハッキリ言って、 これも現実ですね。 構造一級建築士 などという専門資格があるくらいなので。 こんな事って 一般の方々は あまり知らない話なんですよね。

構造計算も 認定長期優良住宅などの 耐震等級2を設計申請するのに必須の知識です。(まぁ 一般的には、小規模 規格住宅でない限り 間取りは自社で、 構造計算だけ 構造計算専門設計事務所に 外注で仕事を 投げるって形が多いのかな??)

僕の場合 構造計算に関しては、ソフト付きの専門書籍を 数冊買いながら 勉強をしました。なので、木造の構造計算、木造用基礎構造計算に 関しては 分かりますが、 普段 仕事として使わない RC構造 や 鉄骨構造に関しては 建築士試験範囲(実務で使えない)くらいしか分かっていない というのが これまた 僕自身の現実で限界点なのです。 混合構造なんて もっと 分からない。。

 

こんな感じなので、 木造、二級、一級建築士 いろいろ ありますが、どれも 取得後の勉強量で 価値が 全然変わってくると言えます。 また 間取り組み、動線の良さ や デザイン面などのセンスは 資格 や 級で 計れるものじゃないですしね。 

でも 分かります。 専門分野を 自分で 突き詰めて勉強する事よりも、一般的に ウケのいい 木造建築士を取得したら → 二級建築士へ → 一級建築士へ と  スキルアップ勉強した方が 目に見えて エンドユーザー様からの 信頼感がアップしますもんね。 

 

建築士という 有資格者でさえ こんな感じなんで、設計、申請実務を伴わない いち営業マンなんて もっと 分からずに言っているので、 半分に 聞かないと ヤバイよねって感じに なりますよね。

ただ 建築士の資格が無いと 建物の設計申請は したら駄目なのは 法律で決まっております。なので 一般住宅を専門とし設計する建築士は、構造計算、外皮計算 一次省エネ計算など 深く知識を身に付け 実務で計算し、設計図書を作成する事が出来るようになれば、 自分で 強固で、省エネで高性能な建物であると認定も受けれる 申請設計ができる こういった点が 資格を生かすという事なのかもしれませんね。

以上 建築士の お話でした。

 

 

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