共栄ホームズ 再生物語り

「再生住宅」とは 言葉の通り 建物の基礎、構造体から 再生し直し 新たな建物として蘇らせる仕事です。 思い出の詰まった家の再生、しっかりとした構造計算に基づき再生することによる 新築同等の 強度を確保。 

再生住宅を選ばれるお客様は 大きく分け2つの理由から 再生を選択される方が多いように思います。

  ①思い入れのある「家」を大切に思っておられ、「家」面影を残しつつ機能的な家にしたいと考えておられる人情味溢れる方。

 ②同じ坪数で 新築を考えているが、新築すると坪数的に予算オーバーしてしまうが、 再生住宅なら予算内で満足のいける家が可能なので 再生を考えられる方。

「再生住宅」を選ばれるお客様のほとんどが①のような思いを強く持たれておられる方々がほとんどです。 私たちは そのような 人情味溢れるお客様に 再生ならではの 喜んでもらえる御提案も させて頂いております。

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上のお写真の再生住宅の施工例です。再生ならではの御提案と言うのが、2つの写真にもある 木製の目隠し(ツイタテ)です。これは 既存の建物の解体する際に出た 障子戸を 作り変えたものです。もちろん お部屋の間仕切り上部に見られる 欄間(ランマ)も 既存のモノに 洗いをかけて 使用しております。

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上のお庭も 再生ならではの御提案です。解体の際 既存の庭の部品の一切を 引き下げ、建物の再生後 庭も新たに配置し直し 再生し直した「再生庭園」です。既存の部品を そのまま使い 見栄え良く配置し直してあります。 再生住宅を選択された 施主様には 何とも言えない 「庭園」に仕上がっております。

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 また 上の写真のテーブルですが。これも 再生テーブルです。材質は欅(ケヤキ)です。まとに買うと何十万もしそうな 立派な無垢の欅材です。 このテーブルの 天板は 既存の建物の神棚が乗っていた板です。 そして テーブルの脚は、既存の建物の玄関の式台です。これらの 互い違う材料・部材を 組み合わせ テーブルへと変貌させました。世界に一つの テーブルとなりました。

このような ささやかな提案は 再生住宅に限ったことではなく、建て替え新築住宅でも 既存の建物を むやみに壊さず 施主様が いらない!新品が良い!と言われればそれまでですが、、、 使えそうな部材は残しておいたりもして ささやかな御提案に 組み込ませていただきます。昔の住宅は 寒くて、結露して、耐震性弱く、設備も使いにくく 不安要素が多いですが とても高価で 手間のかかった 作りが施されている部分も多くあります。