9月はじめの 富山の 旬の話題といえば おわら風の盆です。 私も おわらについて書いてみようと思います。
「おわら」 と言うと 真っ先に 婦負斎場近くにある「おわらサーキット」を連想する私では ありますが、意外に 私と おわらの関係は 長く、
私の 祖母宅が 八尾町なもので、おわらは 生まれて 今に育つまで 当たり前に 身近にあるモノという感覚で、日本全国的に有名な 踊りだと言われると、「えっ?! そうなの」っていうのが正直な感想です。
また 地元の噂では、 カップルで おわらデートをすると 別かれるという 都市伝説まである始末です。でも おわらデートしても 無事 結婚ゴールインしたカップルを 私は たくさん目にしていますので、あくまで都市伝説です。
おわらの踊りの方も 高校生時代に おわら協会の おじさんに 徹底的に教えられ、男性踊りの方でしたら 私自身 踊る事が可能な身体となっております。 青春時代 真っ盛りの歳だった当時 「超面倒クセー!!」 と、イヤイヤでしたが、今思えば とても光栄な事のように 思えます。
地元が婦中でもって 中途半端に おわらも踊れるといった具合の、何ともいえない中途半端さが、私の多趣味な性格に 合っている気がして 思わず 笑けてきます。
社員ブログを 読んでいると 皆意外に 富山に住みながら 「おわら」に行ったことがなかったという人が多くて 正直 びっくりしました。近くに あると 『いつでも行けるわ~』 と、それだけで安心して 行かないモノなんでしょうか。
まぁ 私が 休日には 自宅近くのファボーレには行かないで 高岡イオンばっかり行っているのと同じなんかな?と 思ったりもします。
何故 ファボーレに行かないか? 近過ぎて 休日に遊びに行ったという気がしなくって、そのわり混んでいるからです。
意外に おわらの存在も これに似た感覚でおられる人も少なくはないのでは? と 思った 今年の 「おわら風の盆」 でした。
とは いえ富山の 大切な伝統文化です。「古民家」 「町屋」 同様、後世に 残していきたいカタチの ひとつです。
こういったモノは、流行に左右されない強固なモノというイメージがあるが、人の意識、考えかたで 儚く揺れ動く ましては消えてしまう 蛍のような存在とも 言いいかえれるかもしれません。
NEO と CLASSIC の共存