今日は朝から雨が降り続き、今週は今日と同じような雨模様の天気みたいですね。
前回、暖房器具の話題にふれましたが、今回は結露について少し触れたいと思います。
結露はこれからの時期に目にしたり、話題になったりします。
一番目につき易く、不快な感じを受ける場所が窓ガラスだと思います。
ガラスに結露をすると、少しの結露であればあまり気にならないかもしれませんが、極端に結露をすると窓の下まで結露水が流れたりします。
ここで人によっては違う認識をされている方もおられますが、現在一般的に流通しているペアガラスは結露をしないと思っている方もいますが、ペアガラスも結露はします。
シングルガラスよりは結露がしにくいだけで、その家に生活している方の生活スタイルによって多少は結露をします。
次に一般的に窓に結露の発生しやすい場所として、水廻り、方角的に北側、西側の面、そして寝室となる部屋などが挙げられます。
水廻りと方角的な場所はなんとなくイメージがつき易いですが、寝室となる部屋に関しては、これからの時期に寒いため部屋を閉め切って寝ている状態になるので、寝ている間の呼吸のほとんどが水分となり、翌朝窓ガラスに結露となる場合があります。
次に生活スタイルについてですが、結露の原因となる水分を出さないような暖房器具に替えたり、洗濯物をできるだけ家の中で干さない又はサンルームやそれに代わる限定した部屋だけにする・・・などありますが、換気をすることも大事です。
しかし、結露をしないように家の中の湿度をできるだけ下げようと、生活スタイルを変え、更に除湿機なども使ったりして、湿度を30%前後まで下げたりしている方も話に聞いたりしますが、逆にここまで湿度を下げると今度は体に良くないと言われます。
湿度を下げすぎると風邪をひき易くなったり、女性の方や小さいお子さんには肌に悪いとも言われ、一般的には50~55%位の湿度が人の体には良いと言われます。
結露をしないように湿度を下げた方が良いと言ったり、体のことを考えてある程度湿度があった方が良いと言ったり、逆説的なことをお話しましたが、私は一番に体のことを考えた方が良いと思います。
結露については、いろいろな対処方法などがありますが、まずは体の事を考えて皆さんに合う対処方法を選んで下さい。
住宅事業部 金剛寺 真人