「読書の秋」 とは よくいいます。
各書店でも ディスプレイに 気合いが入っている様に 見受けられます。
「秋」は涼しく 読書に適しているというのと、人間の脳が活性する季節というのが「秋」なのだそうです。脳的にも 秋という季節が 読書に適しているのです。
私も 本は 読むほうなのですが、私の場合は、 ただの流行好きなので、書店にある「〇〇大賞1位」 「〇〇万部突破!」 とか 目立つ配置にある本を ただ読む傾向があります。
多くの人に認められているんだから 良いモノで間違いないだろう という感覚で本を手に取ります。
それで良かったら その著者買いという 本の選び方をします。私にとっての本は 知識の源ではなく 楽しむ手段でした。 しっかりブックカバーをかけて 本棚には 大切に保管してあります。
なので 今まで ハウツー本 や 専門書などは 興味が無く、あまり読んだ事はありませんでした。本だけの知識は 頭でっかちになり、実体験のない知識はボロがでやすいからです。
でも 最近思い直した事があります。それは ハウツー本 や 専門書を読んだ方が いいのかな?と思いなおしてきた事です。
実社会 くだらないプライドを振りかざすよりも、 頭でっかちの方が いろいろな場面で 強いという方が 多いのが現実だからです。
私も もう30歳になり 知識を煮詰める時期にきたと認識し、選別する本にも気を配らないければならないと思ったのです。
また 30歳になろうと 40歳になろうと 10代の時の様に知識を詰め込むには 遅くないというのが 科学的に判ってきたという事を聞き、少し勇気が出たのもあります。
やはり人生には限りがあります、それを認識して 数々の多くの人が残していってくれた 「知識の本」を 吸収するのがベターではないかと思いました。
今度 本屋へ行ったら 専門書コーナーも覗いて みよう と思います。
でも 専門書ばっかり読むわけではなく、今まで通りの本も読むつもりでいます。
専門書からは「知識」を得て、文庫からは 少々抽象的表現ではあるが今まで通り 「ヒト」の心なるものを学びたいと思います。