再生モデルハウス ~幸~ さち 11月11日 オープンに向けて
の内装工事が進んでおります。
既存の梁が吹き抜け空間に姿を現しております。
そんな吹き抜けに張った 『石の壁』と間接照明は、設計者である 僕の こだわり。
この空間から改修設計に入ったといっても過言では無いメインの部分でしたので、
価格が結構するので、予算オーバーと会社に猛反対という逆風を受けながらも 最後まで諦めなかった 内装コーディネート部分です。
本当は1階部分まで続けて張りたかったのですが、そこは予算の都合上 諦めました。
こういった無駄に『贅』を尽くしたモデルハウスではない という所が 共栄ホームズのモデルハウスの魅力かもしれません。実際 当社のモデルハウスなんかよりも一般の施主様宅の方が よっぽど設備・建材などのグレードが良い建物が多いです。
さて、
早く間接照明を付けて この石の凹凸の陰影を楽しみたいです。
この空間は、LDKにある読書コーナーとダイニング・キッチンから 一番綺麗に見える様に空間設計されています。レストランに来たかの様な気分で 食事や読書を楽しむ為に。
一方 メインリビングは空間にメリハリをあたえる為あえて吹き抜け空間にはぜす、デッキテラスと続く自然光を生かした外との繋がり、畳との繋がりを意識した長方形型の形状で、ダイニングの垂直面ではなく平面で奥行きを感じられるファミリー団欒空間となっております。 床暖房も完備されてますので、床と畳で寝転んで くつろいで頂きたく思っております。
せっかくの石張りの吹き抜け空間 LDKから全体的に見えた方が良いのでは?と 普通思われますが、
この普通じゃないもどかしさに深みを感じられる方は なかなかの建築「通」だと思います。
LDKとして空間は一続きですが、天井に工夫を加えてメリハリのある空間としての 空間間仕切りを意識しました。 壁こそ無いが 何か違う異種用途空間に感じられるという不思議な空間を体感して欲しいです。
例えば 数年後ダイニングテーブルが荷物置き場になってしまったという事が無い様に 生活にリズムとメリハリを 空間から意識させる様な意図を設計に組み入れています。
逆に 和室との繋がりも天井で造作してありますので、
また 壁紙の色柄 や 建具などのノイズを極力無くすシンプルな空間への拘りもあります。
完成した際には、ぜひ 足を運んで下さい!