民家再生

明治28年に建設された 高岡市 K様邸。今からさかのぼれば 104年前になります。今の台湾(中国)が 日本だった時代です。

 母屋は 築104年 そこに一部増築されております。 吾妻建ちの大きな屋根を持つ母屋の壁、柱を大幅に解体し 増築してあるため、母屋と増築部の 取り合いが 構造の耐力低下により、 大きな屋根を支えきれず 大きく歪んでいました。 今すぐ崩れるという訳ではないですが、大きな屋根には たくさんの瓦の重量、雪国ならではの雪の重量がのしかかる事により、 確実に 建物が悲鳴をあげている状態でした。  床下 基礎内側部分は 砂、泥でした。砂は乾き、土台もカラカラで変色も少なかったため 湿気は そんなに こもっていないようでした。通風用と思われる 風穴が基礎の ところどころに見れ、床下の換気を効率よく しているおかげだと思われます。しかし 通風性能の良い 床下だけに 床断熱材のない 現状では 床下から風が室内へと 通り 冬は非常に寒いと思います。 

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吾妻建ちの家の再生=古民家再生 使われていない大きな屋根裏には 古(いにしえ)の  大きな梁などが 眠っております。 これを 吹き抜け などに利用すると 古民家調旅館のような迫力ある 吹き抜けになります。 吹き抜けにしなくても 部屋として利用するなど 吾妻建ちの大きな屋根裏は 視覚的スペース(吹き抜けなど)としも生活スペース(部屋など)としても おおいに役立てれます。 何億円も はたいて この様な大きな吾妻建ちの家を購入し再生される 一部のお金持ちの方もおられると聞きます。

 壊してほしくはない 日本の伝統的な造りの建物だと 思います。

新築+再生工事

2010年も はじまりました。今年も共栄ホームズを よろしくお願いいたします。新年を迎え 大変忙しくなってきました。 ホームページも おろそかにならないようにしたいと思っておりますが、ここ1週間 なかなか手がつけれず 申し訳ありませんでした。

2010年 が始動し、1月の今 2010年度 再生住宅、新築物件、共に着工 物件の 確認申請書類の作成などの仕事に この頃 ぼわれております。合間を見ながら 営業活動も 行っております。共栄ホームズでは 現場監督、図面設計者、全社員すべて 基本は営業職です。会社にぶら下がる様な 社員は 長続きしません。厳しいようですが 不景気といわれようが 勝ち 生き残るには 当然です。

2010年 1月スタートの物件は 

〇滑川市 M様邸(再生住宅) 和風モダン2世帯住宅への再生na.jpg

〇黒部市 H様邸(増築新築住宅) 車庫を解体し 新築し母屋と接続

〇富山市 K様邸(新築住宅) 片流れ屋根の新築住宅

〇婦中町 N様邸(新築住宅) 20代の家作り モダン住宅tpasuu.jpg

〇婦中町 H様邸(新築住宅) 目の肥えた20代の家作りmo.jpg

〇富山市 旧大沢野 T様邸(再生住宅) 新築から考えを一変 平屋再生住宅

〇富山市 旧大沢野町 S様邸(新築住宅) シアタールームのある家sa.jpg

〇富山市 藤の木 M様邸 美容室(新築住宅) 20代の独立経営を応援

〇富山市 旧大山町 M様邸(再生住宅) 再生内見会にて再生住宅に惚れましたpass3.jpg

〇富山市 A様邸(再生住宅) 過去の施主様の 息子様の家

〇富山市 S様邸(再生住宅) とある会社の社長さんの家

〇富山市 N様邸(新築住宅) 共栄ホームズ現場監督Mさん同級生の家

〇富山市 S様邸(新築住宅)4層空間の家(地下、1階、中2階、2階の 4層空間)passh1.jpg

 2010年 まず1月度 本当にたくさんのお客様の お陰様で これだけの物件の 申請書類などの作成に おわれております。 本当にありがとうございます。  こちれらの物件から また 内見会 などの 開催させていただきたく思いますので 是非 またご来場ください。

 

 

 

 

 

民家再生

南砺市 O様邸 の工事、 現在は 断熱材の 組み込み作業が 行われております。断熱材を 組み込み終わると 壁が 出来上がってくるので、壁が出来上がるまえに 電気の配線(コンセント)など を 通す工事も 同時に 行っております。壁、天井が 出来上がってからでは 配線を隠ぺい しずらくなります。

 また この時期に カウンターなどの取りつけるための 下地を 壁の下に作っていきます。壁付けTVなどを付ける予定がある場合は この時期に 言わないと 自分の思い通りの位置に TVが付けられないといった 状況に 陥いってしまいます。 コンセントなどの位置や高さも この時点で 決まってしまいますので、壁ができてからでは なかなか コンセントなどの移動は しずらくなってきます。 

 特に神棚を おかれる位置には コンセントも下地も必要になってきますので、 今は神棚は おくつもりはないが 将来どうなるかわからないので 一応 良い方角に 壁の裏に下地ぐらいは 作ってもらっておいたほうが いいかもしれません。

 同様にエアコンを付ける位置など もこれにあたります。エアコンに関しては 後付けも 十分可能ですが、結局 壁を壊して配管するので 後処理の 見た目も良くないですし、断熱材にも 穴をあけることになりますので、、 やはり この時期に よく 打ち合わせして 住みやすく準備する事を お勧めします。

 

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民家再生

 
入善町 I様邸 再生工事。 久々に 東方面へ 向かいました I様邸は 海沿い です。 同じ方面で 宇奈月 のK様邸は 山沿いです。雪の量は やはり 山沿いの方が 圧倒的に多かったです みなさん 運転などには 気をつけてください。 
 また  入善町 I様 出産祝いに 絵本を下さり 誠に ありがとうございました 大事に させて頂きます。子供が 大きくなったら 入善のI様 からもらったんだよーと 伝えておきます。次世代へと受け継ぐ 再生住宅と 同じく、私も 子供に感謝するよう 次世代へと 伝えておきます。




 

民家再生

 宇奈月 K様邸 再生工事です。 外壁は 8割ほど 貼り終えました。黒木目を基調にした シックな外観です。外壁をすべて貼り終え、外部用の足場が取れれば 家の全貌が現れてきます  内部に関しては 2階の方から 仕上作業に取りかかっております。大きな梁が 顔を出しております その梁に沿う様な形で トップライトを2基 設けてあります 2階のトップライトの光が  2階の お得意のガラスの廊下を通して、1階の アイランドキッチンのある ダイニングキッチンに 降り注ぎます  採光量が通常窓の3倍もとれる トップライト(天窓)の 光を 有効活用しております。 これが 有ると無しでは、明るさが非常に違います。



民家再生

 年末から年明けと 雪が ひどかったです
 現在の共栄ホームズの持つ物件は、再生住宅 新築住宅 リフォーム住宅と どれも この冬場の雪を 予想し 屋根、壁、補強は 一通り終えてましたので、特に心配する被害も ありませんでした。入善町 I様邸に 向かうには 国道8号線を 使うことになりますが、 雪がひどくて ガタガタでした。車が壊れるかと 思いました

 現在 I様邸は 外壁工事も終わり 現在 内部仕上の工事へと 入っております。また お正月は 東京から I様の息子様が 帰省され 共に 打ち合わせを 行いました。 
 また TV撮影も 入り 3月には 放送予定になっております。(予定) 撮影も 順調に進んでおります。
 I様邸は 基礎から 構造体に至るまでまで 徹底的に再生しなおた 再生住宅です。 回りの方からは 立派になってきているとか、壊せば早かったのにとか 賛否両論の 声が出ているそうなのです。再生の技とは 構造体、基礎の再生と 工事中こそ見どころですが、一般の人は 出来上がったモノを見てはじめて 判断されるので、 きっと完成した I様邸を目にした時 否を声を あげていた方も きっと 再生住宅を見直すことと思います。 新築では お金を たくさん ださないとできないような 大きな梁、なども そのまま使えますし また それをわざと見せることにより 古民家調の 独特な世界観を演出できます。壊してしまえば 思い入れの詰まった このような家に2度と住めない。人間だけがもつ思い出、情、 いろいろな感情の結晶 それが再生住宅として 今後 後世へと 受け継がれていくと思います。










日常生活で感じた事

 

2010年がいよいよ はじまりました。年明け 正月といえば 年賀状です。共栄ホームズにも たくさんの年賀状を 頂きました。 とくに 嬉しかった年賀状は 過去にお世話になった お客様からの 年賀状でした。

 

 

「温かい家で快適に過ごしています」 「温かくピッカピカの家にしてくれてありがとう(子供さん)」 「新しい家族ができました」 「あの時 小さかった子供が こんなに成長しました」 など どれも微笑ましい内容で 微笑みながら 見ました。 

 

 

 ふと思いました、自分が お客の立場なら 一業者に わざわざ年賀状を出すかなぁ?と  大げさな例ですが よくマクドナルドに行って お世話になっているから マクドナルドへ年賀状を出すかといえば あまり出さない方が多い思います。

 そう思うと 年賀状を通して 共栄ホームズと お客様との 深い繋がりを 感じました。年賀状を 共栄ホームズへ 送って頂いた たくさんの お客様 本当にありがとうございました。また これからも 末長くお付き合いを お願いいたします

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日常生活で感じた事

 今年も 残りわずかになってきております 個人的に 今年は 本当に たくさんのことが ありました。病気になり 入院 退院をしたのが去年 そして今年は 結婚入籍、新築し入居、子共が産まれ親となり、病にかかった去年とはうって変わり 今年は 喜ばしいことが多く ありました。 私は 長い闘病生活など不幸だった 去年に学ぶことが 多くありました。 当たり前なことが 当たり前でない状況に 陥った時、人は 当たり前だったことがいかに 自分にとって かけがえのないモノだと気づくことができます。
 今 私が言った事は 「そんなこと言われなくたってわかっている」と思われるかもしれませんが 心から感謝し日々生きることは意外に難しいかもしれません
 「日常の当たり前な事に感謝」 ・家に帰れることに感謝、奥さんの顔を見れることに感謝、今日も家族みな 元気ですごせて感謝、今日もご飯を食べれて感謝、 去年学んだ この事を 念頭に 今年1年過ごさしてもらいました いかに自分が 幸せかと実感し 日々すごしました。 思い返せば 今年は 本当に良い年でした
 きっと人間は 生きていれば 当たり前のことが当たり前でなくなる時が きっと やって来ます。人に恩を返すタイミングは毎日あります、手遅れになる前に 恩を返すよう生きていきたいです。
 仕事のお客様に対しても 同じことが言えます、営業に出向いて 断られても 暴言にも似た言葉を言われても、 出会えたことに感謝することを忘れては きっと お客様からの感謝には 結びつかない と思います。
 今年もたくさんのお客様との出会いが ありました。本当に ありがとうございました。
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民家再生

 以前 解体が終わり 家のお祓いを 終えたと ご紹介させていただいた 宇奈月 K様邸 再生工事が だいぶ 進んできております。建物の 垂直、平行レベルを 図り 補強、矯正し 建物は 現在 真っすぐ 建っております。写真を見ても 以前より がっちりした様に 見えませんか?床、壁 の 傾がりが 解消されれば あとは 新築工事同様 窓、ユニットバス、キッチン、フロアなど 周辺部材を 取り付ける 作業です。




再生工事は 一段落し ここからは 新築工事みたいに 進んでいきます。上の写真の通り 見た目も もう 新築同様だと思いませんか 外壁は モダン風色使いと 貼り分けを行う 予定です。 

リフォーム工事

 南砺市 O様邸 現在 2階 床作りを 行っております。 昔ながらの在来軸組工法は 床面の水平構面の耐力が 弱点ともいえます。その弱点を しっかりした施工方法で カバーすることで耐震性の確保することが 非常に重要となってきます。 
 本当に細かいことかもしれませんんが、まずは釘の打ち方です。床に構造用合板を貼りつける際に 打つ釘です。釘の頭を残すように打つ様に 釘を打つ 打撃力に注意しながら施工する必要があります。釘の頭が 合板にめり込むように とめると 耐力の減少につながります。
 また 釘のうつ ピッチは150mm以内で 合板の 四周を しっかりと 止めるという必要があります。
 このような釘の打ち方 などは 建築基準法で決められているわけでもないので 見て見ぬフリされがちな箇所ともいえるかもしれません。
 簡単な釘の 打ち方 ひとつですが この作業が しっかりとした 水平面の耐力に貢献され 生きてきます。 壁の 耐力を しっかり 発揮させるには  床の耐力作り も必要不可欠といえます。