富山市 藤の木 M様邸 新築工事
富山市 藤の木 M様邸 の工事は 5月に引渡しを行う為、仕上工事を行っております。
まずは1階ですが、壁一面には 無垢材の檜板(ヒノキ)を貼っております。温かみのあるイメージになりました。ヒノキは 針葉樹です。 針葉樹とは まっすぐに長く育つ特性を持っています。なので このように 地面から天井まで1本の無垢板で 張ることが可能です。その中でも 白く 腐食性に優れた ヒノキは 古来日本から 上等木材として 格式高い和室などに利用されてきました。 軟材のひのきは 触ると温もりもあります。
床材には 無垢のナラ材を使用しております。ナラは 広葉樹で まっすぐ長く育たないので 無垢材として長く一本モノの材料としての利用には向かないが、硬材=硬い為、床材などに 向いています。 水廻りは 撥水塗装で、その他は 無塗装で木の温もりが感じられる 仕様にします。 無塗装は 汚れや傷がつきますが 素材感重視の施主様の ご納得のもと 施工します。
天井は少しわかりずらいのですが、無垢のスギ材です。スキも針葉樹の為 長く材料が取れる為、天井などに 長く張れます。色は 赤っぽく なります。
また2階には パイン材を使用しております。パインは 黄色っぽい木材で 肌触りも良いですし 値段的にも 無垢材としては 比較的 安く入手できますので よく利用されております。 既製品のフローリングなどは 一番 コスト的に 安くできますが、 このような無垢材 ふんだんな家も いいと思います。 無垢材はメンテナンスは大変ですし、天然物ですので 思わぬ変色、変形、異音がある場合があります。
そして 外壁ですが。 現在 下地の状態で 目地(つなぎ目)に段差が無いように下地処理しております。 この後 この下地(伸縮の非常に少ない特殊サイディング)に 塗り壁仕様に 塗料を塗装します。 塗装の外壁は、デザイン、色が決まっている既製品のサイディングでは 出せない 個性を出す事が可能です。コスト的には 既製品サイディングよりも高つきます。
個性の追及か メンテナンス重視の 光触媒や 光セラ 親水セラなどの既製品のサイディングにするか選択するのは お客様です。 外壁をまた やり直すとなると 何百万とまたかかるので 選択には 非常に悩む部分であると思います。
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