信頼の裏腹
家を建てるという事
これは一生に何度もできる事ではありません。
また 決して 安い買い物では ありません。
こういった事を 依頼するにあたり あなたの背中を押してくれるのは、いろいろな要素があるとは 思うのですが、 その中に その建築会社に対する 「信頼感」、があるのではないかと思います。
しかも 家を建てるという事は、 それ相当の大きな信頼感だと思います。
自分の思いを 理解してくれているという 絶対なる 信頼感。
建築会社は その信頼を受けた以上 必ず答えなければいけないと思います。
何故か? 絶対なる信頼感とは 裏返せば もっとも憎い敵にすら なりうるということです。
自分の思いを 唯一 理解してもらえると思っていた存在、その存在が 理解してくれなかったり、思いを軽くとられたりした時、信頼は 憎しみへと変わる事でしょう。
信頼感に反動する形で 憎しみに反映されます。
例えでいうと、赤の他人に裏切られるのと、親友 親兄弟に 裏切られるのとでは 当人の感情は 大きく違う印象がもたらされます。
我々 建築会社で働く者は これを肝に お客様と真剣に向き合わなければなりません。
なので 当社では 設計部門だろうが、現場管理部門だろうが すべて営業職であるという 形をとっております。
営業職とは、お客様と 生で触れ合い 共感、喜び、葛藤、苦労を 知る事ができます。
お客様と 関わる際、営業の際の お客様との喜び葛藤を分かち合い、設計段階での お客様との葛藤 喜びを分かち合い、 現場管理での お客様との喜び葛藤を 分かち合う 必要があります。 すべて知っての 一棟の家です。
こう思うと、当社が従業員に求める 人材とは 以前までの建築業界での並みの人材では 決してないのかもしれません。 現場を知るのと同時に 人を知る必要性を 求めています。
お客様と歯車、歩調を合わせる必要性。これは すべての業種で 求められる事で、建築業界が 特にその変化に 遅れをとっていただけにすぎないのかもしれません。
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