各部の 納まり パート③  ~内部建具編~

2020年9月24日

シルバーウィークも 終わりましたね~。 皆様 ごゆっくりと お過ごしされましたでしょうか。  

うちの子供も 「とうとう 学校かぁ ~ 」 と 言いながらも、頑張って 登校してゆきました。

 

さて、 今日も 各部の収まり パート③と 題して、 内部ドアなどの 建具の納まりに ついて書いてみようかと 思います。

昔は この様な事を 聞かれる機会は あまり無かったのですが、 最近  展示場にて お客様の方から たまに聞かれる内容ですので、ブログに パート① ② ③ と分けて ご紹介してきておりますので、 よろしければ 過去にさかのぼり 見てみて下さい。

 

「ここの住宅メーカーの建物 何故か スッキリと お洒落に 見える」 この 疑問の 答えが このような所に あると 消費者様側も ソレに 気付いてきておられます。 ただし それぞれ メリット デメリットが ありますので、しっかりそれらに 施工側が 対策をとってあるかを 確認してから ご採用下さい。

 

いつも通り モデルハウスの写真を 使って 説明させて頂きます。 モデルハウス キッチン入り口の 建具です。 (使用写真は すべて 当社 施工例 を 使っております。)

建具の周りを ぐるっと囲む様に 取り付けられます。 これが 通常 よく見かける 内部建具の 納まり方です。

その他の 納め方として、枠を目立たせない様に 壁の中に 見えなく埋め込んで 納める 方法もあります。  下の 写真を 見てみて下さい。

 

 

建具 枠を 目立たせなく 壁に埋め込んだ場合、 とても スッキリとした 印象を 受けると思います。

これまた  巾木  サッシ枠 と 同じ スッキリとした印象を 受けると 思います。

 

枠がない(目立たせない)事の デメリットとしては、ドア廻りは、人の移動、 モノの移動が 多い箇所です。 なので、 モノをぶつけるなんて事も 日々 あるかと思われますが、枠がないと 壁自体が 破損します。 石膏ボード仕上げの場合は ボロボロになる事もあります。 通常枠であれば、 ソレ自体の 交換 や 補修は 比較的 容易なのですが、 壁自体の補修は 綺麗に直そうと思えば なかなか大変です。   同じ補修の場合、 実際の工事費の 差額的には 倍 近く違ってくる事となります。  内装屋さんの 樹脂製の出隅材では どうも 衝撃に対する割れに 不安なので、これらを防ぐ為に やはり 隅部 角部などは、Mクロスなどの 構造材で 枠廻りを補強しておくなどの 対策が 安心かと思います。

 

(枠を 埋め込んで 納める 開いた時も スッキリと 開放感が 全然 違います)

 

また 天井部の枠を天井に埋め込む場合は、 建具自体を 天井まである 高さの建具にする必要があります。 建具が 大きい長方形になりますので、 入れる建具によっては、 建具本体の 歪み、反りの原因になる リスクが 高くなります。 当社としては、 仮に 天井高の大きな建具を採用する時は、 木製じゃなくアルミ骨組みのモノ か 、極力 開口部の少ない頑丈な木製建具を お勧めいたします。 

建具枠も 同じく、 デザインに拘れば 機能性に欠け、 機能性を重視すれば やぼったく 古い内装に感じてしまうという 相反する面を 持ちます。

さて どちらも それなりに 拘りたいですよね。

 

総合的に 判断して 当社としては 〇〇を お勧めいたします。

 

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