再生住宅 現地調査

今日は 朝一番から、富山市の再生住宅を ご希望の お客様のお宅の 現地調査へ 伺ってきました。

 

再生住宅は部分的な リフォームと 違い基礎からの再生工事となりますので、建物の 足元から頭の先まで 調べてゆきます。

 

 

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床下の状況です。 見ての通り 非常に状態の良い状況下では無いことは わかります。 築年数から見て、床下木材の劣化具合をみても 一度 床は 直してているのは、わかります。 しかし 防湿処理がされていないため 束の下部は 濡れています。 

 

また 床垂木を受けている部材が 途中で切れていますね。あまり良くはないですね。。。。

 

また 基礎は圧倒的に布基礎の立ち上がり部分が不足している状況下なので、新規に基礎の作り直しが必要ですね。 これだと 建物上モノを補強しても その力を逃す部分がないので 床下で グシャッ!が 目に見えてきます。 

 

でも築年数の経つ建物のほとんどがこんな感じなのが現実です。このような 建物にその場しのぎの リフォームを繰り返すことの無意味さを 痛感します。 大型地震がきたら。。。

 

  

 さて

 

構造体は オール4寸柱の真壁作りで、和室などには 技巧を凝らした作りになっておりました。 基本的に 化粧柱、目に見える部分は 素晴らしい作り込みが施されていました。

 

 

駄目な部分は現行法で再生し、作り込みの素晴らしい部分は 極力 残し、 お客様のご要望も聞きながら 再生図面を仕上げてゆきたいと思います。

 

 

 

春がきてから 再生住宅工事の 依頼が とても 多いです。 やはり 温かくなってきたからかなぁ~。 

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              <2世帯 モデルハウス 「連」 -れん- >

 

 

かなり 忙しくなってきてます、モデルハウスとかは やはり冬前にかかり冬場で工事をあげるべきだったなぁ~ と 痛感しますね。