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昨日、日曜日はフルリノベーション工事の現地測量へ行ってきました。

こちらのお施主様、これまでの当社の様々なイベント・見学会へ参加頂いておられたみたいでして、前回のテクノホールでのイベントにて「武田さんですよね?やっと会えました」と ご指名頂き今回のお話を下さりました

頼ってきて頂いた以上 僕も感情を持つ人間の一人として、絶対この工事は最高のプロジェクトとして成功・完成させたいと強く思っておりますし、目に見える形で この想いを表現したいと考えております。建物って意外とモノの様で、実話 現場の職方さん達のこういった想いのヒューマンパッションワークの塊の結果だったりもします。いくら工業製品だといっても現場での見えない部分の作業が雑であれば粗悪で台無しな建物になると すべての設計者や現場管理者は知っているハズです。

今現状 3物件の工事を抱えており、今すぐ工事・施工管理へ動くのは品質管理の点から難しいのですが、(※会社全体としては 他 たくさんの物件が動いており、他担当者と施主様との協力のもと素晴らしい物件完成へと進んでおります)

現場は手一杯ですが、営業マンとして設計業務などのデスクワークは 空き時間や夜間なども まだまだ動けますので、最良の提案をしてゆきたいと思っております。

また こちらの物件、

4月法改正より4号建築の見直しという事で 確認申請も必要な工事となります。

今後上手く進み、お施主様との打ち合わせ・図面がまとまれば 申請へと進めてまいります。

そうこうしていると、現在進行中の3物件も 最高の完成物件へとなっている頃かと思います。

が、

その為には まずお施主様へご満足頂ける提案をする必要があります。

まずお施主様の最大の不満点は とにかく冬が寒い(冬場室内が2℃になるそうです)

また 隙間風が酷い。

(ちなみに超大手全国展開のパワービルダーさんの手がけた建物です。)

これは UA値・C値計算で改善案を提案できます。今回は断熱等級6へと改修する事になりそうです。リノベにおける気密施工は、こちらにお任せあれば丁寧にC値=1.0以下の高気密へリノベ住宅へと仕上げさせて頂きます。この点は 完全完璧にご要望にお応えする事は出来ます。

後の問題点は 予算と間取り・性能とのバランスですね。

昨晩から ずーーーっと既存図を眺めながら考えております。

僕の提案は お施主様のご意見を優先させつつも、自分の家なら こうするなという考え方がベースとなり考え動いてゆきます。

いい提案が出来るといいなぁと思っております。

 

 

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断熱等級7へ フルリノベーション工事中の物件です

壁の外断熱+内断熱のダブル断熱は、性能に拘りのある現場では目にしますが、

こちらの物件 壁はもちろんですが、床もダブル断熱です

1層目は 土台大引き間のネオマゼウス65mm仕様です。 パッと見、断熱等級6仕様の新築工事の床って感じですね)

ここに更に

2層目の床は 垂木組にしてネオマゼウス60mmを施工してゆきます

垂木組にした理由は、熱橋部を極力へらす為です。

これだけでも 数パーセントは性能がアップしますので、スペック厨には たまらない仕様となっておりますし、床面の質量が上がるので防音面でも有利です。

そして 合計125mmのネオマゼウス床断熱が完成します。

基礎断熱とは違い、床下は バンバン自然通気しておりますので、白アリや結露などにもより安心な仕様です。

床断熱にこだわっております。

基礎のベース+立ち上がりを一体で打設していないのに基礎断熱を採用する事は 正直 危険だと思っております。何度も言いますが、富山県は日本一雨の多い県。 またシロアリの居ない(※厳密に言うと国を挙げて絶滅させた)ドイツの建物などとは比べる土台がそもそも違います。年間平均気温も全然違います。

北陸には北陸に合った家づくりを

 

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今日は現場で 配管屋さんの仕事の後処理を行っておりました

床の一層目の施工が終わり、トイレ・キッチンなどの配管も立ち上がりました。

その配管廻りの隙間塞ぎです。

1層目の下地面には気密テープ処理をします

2層目にはウレタンで処理します。

その理由は

 

この図の様に吹付ウレタンをせき止める役割をテープが果たしてくれているから。

躊躇なく断熱材を吹き詰め込めれるから。

テープが無ければ 吹付過ぎるとズルズルと自重でウレタンが床下へ ポタっ なんてあり得ますから。

少し神経質な作業の為 なかなか配管屋さんへお願いするのは億劫なので

こちらで処理しております。 些細な事ですが、、、

 

 

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断熱施工と気密施工を行ってきました。

屋根断熱を採用すればこんな手間不要なのですが、建物小屋裏の梁材などを自然通気させる為

天井断熱にはこだわっていますので、気密施工のはじまりは、面倒なのですが気流留め施工から

この気流留め施工(間仕切り壁の気密処理)を行わないと、部屋と部屋の境目にある壁の空洞部分のコンセントなどから外気の隙間風が侵入してきてしまいます。

 

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断熱等級7へリノベーション中の現場です

トリプルガラス木製窓を中庭の窓に採用いたしました

メーカーは、YKKAP APW651です

フレームには国産ヒノキが使用されており

今回の内装のコンセプト和障子に合うと思い採用

 

 

 

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東京都内 ホテルグランドアーク半蔵門にて行われた表彰式へ行ってまいりました

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TV放送にて紹介されました(関東圏 BSフジ)

良かったら放送 御覧になって見て下さい

(当社以外で 東京リフォーム産業新聞社さん 仙台市 滋賀県 等の物件も出ておりましたが この動画は当社だけにカットした映像です)

 

 

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実話 昨日投稿させて頂いた、国立新美術館へ行く前に行っていた場所があります

『視える人には見える展』

渋谷のビル群の中にある 築100年を超える古民家で開催されておりました

視える人には見える心霊写真が展示飾られている展示会です

残念ながら 霊感のない僕には 全く視えませんでした

それよりも大都会の真ん中に在り続ける築100年の旧家に興味深々でした

実話、建物を見に来たといっても過言ではないと思います

どこか感じる西洋と和の折衷された様な 不思議な建物でした

昭和初期のトレンドだったのかな リノベの際に取り入れた感じがしました

廊下は米国の病院の様な造り

心霊写真よりも 建物を堪能してしまいました

職業柄仕方が無いですね

 

 

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東京へ行ってまいりました

なんで東京へ行ったかは また別の機会にご紹介させて頂きます

そのついでに 国立新美術館へ寄ってきました

リビング・モダニティ 住まいの実験展が開催されており行ってきました

写真の家は、ミース・ファン・デル・ローエ「ローハウス」の原寸大に再現された空間です

土地が決まっていたが、建築計画が途中で中止になったコートハウス 中庭のある家なのですが、

再現された空間の中へ入る事ができました 貴重な体験でした

僕の自宅も 中庭のあるコートハウスなのですが 全くスケールが違いますね。。。

 

さて、

こちらは建築士試験にもよく出題される ゲーリー邸

建物内の快適性を制御すると自然との乖離が起き

その狭間で揺れ動きながら設計をしていたそんな時代

自然環境と建築との関係を思想として反映した建築事例が多く生まれました

現代の建築も同じ悩みありますよね? 断熱性 耐震性 自然との調和 永遠の課題そして 設計者もどれかに重きを置いて設計してますよね きっと

様々な巨匠たちの住宅を見る事ができました

図面 矩計図 なども展示されていますが、撮影禁止でした

梅雨前に行けて 良かった〜

次は、9月東京へまた来ます その際は何かイベントやっているかな〜

では

 

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今日は 仕上がってしまうと見えなくなってしまう箇所の紹介

そうです、見た目じゃないので仕上がってしまうと誰にも評価されない部分です

仕上がりのイメージで住宅会社を決めがちですが、、、、

家づくりを知れば知る程 こういった所が一番大事な事は分かってきます

※新築ではありません、リフォーム物件です。

まずは外張り付加断熱(ネオマフォーム)

こういった箇所も外壁材が張られれば見えなくなってしまいます。

そして内側の内断熱部分 グラスウール36キロ+WURTH可変透湿気密シートです。

壁の断面構成は この様な感じです、平均熱貫流率がUi=0.223 なので 断熱等級7にしては 若干弱めの構成なので、天井面と床面で数値を稼ぐ仕様となっております。

こちらの現場は 仕上げ材がオール珪藻土なので、可変透湿気密シートを採用しております。

仕上げがビニールクロスの場合、一概に可変透湿気密シートの選択が良いとは限りません。

続いて床面です

まずは一層目 ネオマゼウス65mmです

熱橋部との取り合いに気密テープで処理してゆきます

リフォームなので 念のために合板面でも 気密処理を行います。

柱部分 筋交い部分も しっかりと処理します。

更に この上に垂木を組んで ネオマゼウス60mmを更に付加断熱を行います。

リノベーションでよく行う床ダブル断熱です。

隙間なく断熱材を施工する為火打ち土台無くしたいので下層は耐震水平剛性アップの為に剛床。上層は 断熱性能の為に垂木床組み。

剛床→垂木床へすると 断熱性能は5%程度アップします。

平均熱貫流率を見て頂いても分かるように 壁よりも数値が良いです。床って冷たいと壁以上に寒く感じますもんね。なので 考え方は設計者によるのですが、僕は 冬の床面と夏場の暑さ対策に天井面の性能アップにコストを優先させ壁は若干弱くてもOKという考えです。

 

続いて 玄関ホールや玄関クローク ユニットバス廻りです

コンクリートを打設してタイルを貼って仕上げてゆきますので

そんなコンクリート面へ基礎断熱を施工します

基礎断熱の厚みは ネオマゼウス130mm

線熱貫流率=0.08 玄関ホールや浴室が 一番性能が高いといった仕様です。

ヒートショック対策という面もあるのですが、基礎断熱は外気と通気していない(※外と直接面してない部分)ので 計算上数値を稼ぎやすいってのもあります。(基礎断熱は施工が楽で 人工賃カットにも繋がるしコスパがとても良いので今流行りの高性能住宅を少しでも安く手に入れたい方向け。または設計者の数値稼ぎの都合という側面もあります)

かといって、家全体を基礎断熱にするのは イコール自然通気しない建物になるので

個人的に そんな家って空き家になったら 掃除がなかなか出来ない部分にカビ発生して、人が住めなくなってしまいそうなので

天井断熱・床断熱・自然通気にはこだわっております。

自然通気させると数値は稼ぎにくいのですが 最後まで死守したい施工箇所です。

屋根も二重通気屋根にして 通気には とことんこだわっております。

軒のアリ ナシで よく論争されていますが、見た目が違うので よく話題に上がるだけで

軒よりも まずは躯体の通気性。これが重要ではないかと思います。

 

天井の断熱施工はまだ先の工程なので 天井面の紹介と2層目床断熱の紹介は、また後日にします。 では 皆様 よい家づくりを