民家再生

高岡市 K様邸 再生工事。 現在 解体工事が 行われております。古民家再生 、再生住宅 共に 老朽化の進んだ 家を解体するには、 国家建築士、大工さん、解体屋さん の協力で 解体工事を進めていきます。 老朽化の進んだ建物の解体をしながら 建築士、大工さんの見解で 補強をしながら、進めていきます。 その為 再生住宅とは 新築とほぼ同等の 間取り変更を可能にしています。

   P1140135.JPG

高岡市 K様邸 は 築150年 の建物です。150年といえば  日本は 江戸時代から明治へ移行し 中国は 「清」という国名だった 時代です。 老朽化は 進んでいても おかしくない建物です。

解体を進める中で 家の構造体が あらわになってきました。

          P1140137.JPG

写真の 部分は 正面玄関から はいった所の 「わくのうち」という 部分です。この部分は 再生後 大きな吹き抜けとして 蘇ります。 この 大きな 梁は欅(けやき)です。 現代 このような欅の無垢の梁材などは 超高級木材です。大きな吾妻建ちの 漆喰(しっくい)部分に 窓を配置し 明かりも しっかりと確保します。

         P1140152.JPG

吾妻建ちの ちょうど屋根裏部分です。ここは 大きな 吹き抜けとして再生。 現在 ブルーシートがかけてある 漆喰(しっくい)部分に FIXタイプ(開かない窓)の断熱サッシを取付ます。 また 2階部分には いくつか 部屋も建築します。 トップライトも配置し、明るく 趣(おもむき)のある 再生住宅へと変貌する予定になります。

        P1140149.JPG

解体を進める中で、このように 木の皮が付いたままの 材料もありました。 防虫の面から言えば、本当は 木の皮は 剥いて施工したほうが好ましいです。今回 再生にあたり この木材は一回 綺麗にしたいと思っております。

        P1140133.JPG

解体中 たくさんの 思わぬ 昔の備品などが 出てきます。 これは 田植えの際に使う 「ころがし」という モノです。   ほか 「とうみ」なども でてきました。 どちらも 社会科の授業で 見た記憶があります。 機械化の進んだ 現代の稲作では なかなか お目にかかれない モノです。

今回 一応 このような 備品を 保管しておきます。 この「ころがし」を 照明器具として 再生すれば 古民家調のお宅なら マッチするのでは ないかと思います。 

新築工事

富山市 藤の木 M様邸 工事も終盤です。 内装は クロスではなく 全面塗り壁仕様ですので 現在塗装工事に かかっております。

  P1140092.JPG  P1140097.JPG

あらく塗ってあるように 見えるように施工。施工方法により どのような模様にでも対応できるのが 塗り壁の良い所です。また 家の壁 全体が 職人さんのアートですので 見て飽きのこない 内装になります。 また 日本の家とは思えない この外国のレトロな住宅のような感じが なんともいえない風景となります。

この後 トイレなど、照明器具などが 取り付けられ 家らしくなってゆきます。

新築工事

富山市 K様邸 新築工事です。外壁工事も ほぼ終わりました。まだ 外部の足場が組みつけてある為、外観全貌はまだ 見ることはできませんのが、 なんとなく見えております。 落ち着いた和風な 外観となっております。

        P1140099.JPG

内部は 断熱工事は 終わり 仕上木工事に とりかかったばかりです。大きな片流れな家の為 その屋根を利用し 2基のトップライトを設け 明かりを とっております。天井材質は パイン材を使用しております。パイン材とは いかにも木といった感じです。色は白黄色っぽく、節も良い感じに 散らばり これぞ木といった 感じです。 杉板は 赤っぽい色で、ヒノキは真っ白って感じです。 竹などは 黄色。

 無垢の木材を 壁や天井に はると 家に温かみがでます。好みによって 選べばいいと思います。杉や パイン材は どちらかといえば洋風、和風な家どちらにも合います。ヒノキ、竹、欅などの使用は和風な家へと変貌させます。

無垢の竹などは どちらかと言うと 触ると冷たい感じがします。一般的なフローリングに近いかもしれません。が、非常に個性的な仕様になります。 その他の 無垢材は 触ると温かみがあり 床などに使用すると フローリングでは感じられない 温かみがあります。 無垢材を天井などに利用すると 見た目的な 要素が大きいですが。木は呼吸しますので 湿度調整もしてくれます。体感できるかは 実際 内見会などで 体感してみてください。繊細な人ならわかるかも。

  P1140105.JPG  P1140103.JPG

新築工事

富山市 新庄町 T様邸 新築工事 の 第三者機関の 構造体 躯体検査が 行われました。 

  P1140015.JPG  P1140024.JPG

構造体とは 構造計算に基づいた 構造計算書通りの 施工がされているか、のチェック。 また雨水の侵入などの 防水工事の チェック などが おこなわれます。 このチェック項目というのが 今までの住宅業界の あらゆる クレーム、失敗 などから 重要度別項目を作成少された モノです。  不備な部分があれば その場で やり直し、また部品が 足りなければ その日中に やり直しとなります。 厳しく 厳しく いかないと その為の 検査です。

お客様からすれば このような第三者機関の検査は、 より安心の家へとつながります。

今回は 。以前は 屋根の防水工事についてふれましたが、今回は外壁の防水工事について少し 触れてみようと思います。

          P1140090.JPG

上写真は 外壁の 角の部分(出隅)です。 家の外壁には まず 防水紙というシートで 巻いてから 外壁材を張っていきます。(もし 雨風の吹き込みなどで 外壁内に雨水などが 吹き込んでも この防水シートで 構造体までの 雨水をシャットする)

この防水シートの貼り付け方に ついてです。注意が必要な部分は 写真の様な 出隅部分です。このような家の角部分からの 雨水の侵入が非常に多いことから ここには 防水シートを150mm以上2重 重ねて貼るというのが 決まりです。

たった150mmかと思われるかもしれませんが、家全体の出隅の150mmですので 材料費からすると 結構な量な為、 意外にコスト削減から 150mm以下の 家も あると聞きます。気を付けなければいけない部分です。

民家再生

滑川市 M様邸 再生工事 現在 解体が終わり、大工工事に入っております。私のブログの更新が モタモタしているうちに 基礎の再生補強工事は 既に終了しておりました。 そして構造体の再生 補強工事に入ってます。

  P1140068.JPG P1140074.JPG

以前の建物は 母屋に増築し、2世帯として生活をされておられました。 増築ということは 言うまでもなく 新しい建物、古い建物が 分離したように見えます。 今回は その双方を再生住宅として蘇ります。 別々に建築されていた 建物の屋根同士を 自然な感じに つなげ、大きな一つの建物として 再生し直します。別々だった2階同士も 今回 一つの空間とすることにより 床も剛床とし2階を 一つのバリヤフリーとすることで 以前よりも 大幅な耐震性アップに貢献しております。また 耐力壁の増設、耐震金具の施工と 大幅に耐震性のアップした 建物へと 進化しております。   もう施工済みですが 基礎部分も 新たに鉄筋を組み込み ベタ基礎のような作りにし 大幅な耐久力のアップとなっております。

こういった 耐震補強工事、構造体 基礎の再生工事が終われば、 新築工事と何ら変わらない 工事工程に入っていきます。 工事が終わってしまえば 中身、外観といい 新築と何ら変わらない 住宅として 蘇ります。

コストの観点、ECOの観点、先代の思い入れ などを 考慮すると 完全なる「新築より以上の住宅」として 蘇ることとなります。

民家再生

滑川市 M様邸 に続き、 富山県東部 黒部市にて H様邸の再生工事が はじまりました。

再生工事にあたり 解体工事が 着工となりました。 当社で 手掛ける再生住宅のなかでは H様邸は 築年数が まだ比較的 浅い物件になります。  解体をはじめると 築年数が 浅い為 しっかりと断熱材の組み込みも 施工されている状態でした。 断熱材として使用されていたのは グラスウールでした。  グラスウールの施工としては 本体を包むシートを切って貼り付けるのは 防湿上 あまり好ましくないが、 壁をめくってみると 施工しやすいように グラスウールが細かく切って施工してあったのを 目にしました。 

そのため グラスウールの劣化具合が 目視できる状態となっておりました。

         P1140056.JPG

         この様に グラスウール本体が 丸見えの状態でした。

          P1140055.JPG

 

上と下の写真は 同じ部屋の グラスウールの状態を比べたモノです。上の写真は グラスウール本体が黄色いのが わかるかと思います。 が、下の写真は グラスウールが黒ずんでいることがわかります。 グラスウールが 黒ずんでいるということは 何度か 水に塗れてしまったということが わかります。 こうなると 断熱性能は 大幅に ダウンしているということになります。

が、上と下の 写真は 同じ同一の部屋のグラスウールの写真ですが、とある一部だけ グラスウールが 黒ずんでいることがわかり、 そこだけ 断熱材が劣化するということは考えにくく、なにか 経年劣化 以外の理由で 水や湿気の侵入が あった事が 考えられます。 水廻りの部屋では ないので、徹底的に水の侵入経路を直す必要が あります。

解体してみると 家の悪かった すべてがわかってきます。 その部分を徹底的に直し再生し 最高の 住宅を!

 

         P1140057.JPG

 

民家再生

         IMGP6484.JPG

先日 BBT 夕方のスーパーニュースで 放送されました、高岡市 K様邸の 「減築再生住宅」が はじまります。 来週より 解体工事 着工ですので 本日は 解体にあたり、仮設の生活空間の為の 電気、配管の確保。 再生住宅ですので 全解体とは 違い それぞれの 専門職の職人が 一斉に 集まり 丁寧な 解体が必要に なる為 解体前に 念入りな 打ち合わせが必要です。 屋根にまで 登らせて頂き 打ち合わせさせて頂きました。 

          IMGP6493.JPG

K様邸 は 家が 目視でも 傾きがわかるくらいに 家が傾いている状態ですので、構造体を 骨の状態にしてから 修正、補強工事が 大幅に必要になってきます。 この修正、補強するといいった 工事が リフォームなどとは 違う 「再生住宅」という工法なのです。リフォームとは 傾いたままの家に 無理やり新しい設備などを 平行に固定するといった工事で、老朽化の進んだ家ならば 大きな地震などが くればまず 一発倒壊でしょうね。 

今では お目にかかれない 昔の 太い木材の梁などで 組まれた家を 現代の技術で 耐震構造計算 補強を行い 新築同等 それ以上に 蘇らせるのが 「再生住宅」です。  どんな優れたリフォーム技術をもっても、どんな優れた新築技術をもっても どんな建築会社でも 簡単に誰にでも手をだすことができない 施工方法というのが 「民家再生技術」という技術なのです。 再生住宅のノウハウがないと 新築以上のコストがかかり 再生住宅の魅力が 半減することになります。

新築工事

ユニットバス(UB) 今の新築のほとんどが ユニットバスの選択をされます。 お風呂に こだわりのある方でないと ヒノキ風呂などは なかなか 発注はありません。 

そんなユニットバスですが、いざ新築、またはリフォームとなり ユニットバスを組みこむ事となった際 色選びなど 悩む要因となります。 基本的に好みで選んでもらえば いいと思いますが、汚れ(水アカ)などを 気にされる方は 注意が必要です。

ちなみに私の家のユニットバスは こんな感じです。

          IMG_0389.JPG

スタイリッシュな浴室のイメージを意識し、黒の浴槽、床、鏡面の壁 としました。

「黒」って 一見 汚れが 目立たなそうですが、確かに外壁などは 汚れ=砂、ほこりの為 目立ちにくいのですが。 ユニットバスの汚れ=水アカ は 白色なので、浴槽を黒にすると 逆に汚れが目立ってしまいます。

 

     IMG_0384.JPG

こんな 感じで しろっぽく 水アカが 見えます。ご覧の通り 壁は白なので 目立ちません。でも 水アカが付いてないわけでは ありませんが、ただ 白と白なので 目立ちません。

あと 色選びといえば シャワーや手摺りですかね。 ホワイトかメッキタイプなどがあります。 私は スタイリッシュ意識でしたので もちろん メッキの手摺り、シャワーを選びました。(メッキタイプのシャワーは オプションとなる場合が多いので 少し高くなることがあります。)

       IMG_0388.JPG

見てください、メッキの手摺りについた 水アカを! これが 擦っても擦っても 取れないんです、、、 ホワイト樹脂タイプにすれば 目立たなかったかもと 思います。 皆さん こうなる前に 掃除をしましょう、、、  

床の色選びは、何を選んでも 同じく目立つのでは ないでしょうか? 水とシャンプーなどの科学物質と混ざる為か、 赤い水アカが つくんですよ。 こればっかりは 黒でも白でもブラウンでも 目立ってしまいます。こればっかりは 日々の掃除でカバーするしかないと 思います。

色選びも 重要ですが 一番は やっぱり 日々のメンテナンス(掃除)が 一番です。結局 こんな 結論ですいません。 でも 白は 基本 黒よりは 汚れは目立ちにくいです。 個人的には 黒の浴室は スタイリッシュで とても 気に入ってます。 木目なんかの壁の 浴室も良いかな。 掃除さえしっかりすれば 好みで選んでも 綺麗な浴室が 保てると思います。

日常生活で感じた事

ふと 近所のセブンイレブンに 買い物へいった時に、面白いモノを発見してしまいました。 それは インスタントラーメンとパスタを 水とその容器があれば 作れるといいった優れモノです。 温めた その容器のまま 食べることができるので 洗いモノも1つで済みますし。指一本で料理が出来る時代になったんだと感じました。

と 思わず ラーメン用とパスタ用 2つを購入、2つ買っても800円くらいでした。

       IMG_0371.JPG

電化の波が 食品業界まで きているのかと 思ってしまいました。

さっそく 帰宅後 夜食用として置いてあった ちゃんぽんめんを作ってみました。少しの生野菜を入れて めん 水をいれて レンジで2分、、、、、 完成。

めんも 硬くもなく 軟らかくもなく 良い感じでした、野菜も しっかりと 湯がいてあります。

次の日 パスタを 作ってみました。パスタはレンジで12分と書いてあった為、その通り しました、、、、 完成。 、、、結果 温めすぎたのか ソフト麺のようになってしまいました、、、、 今回は失敗でしたが 温め時間の調節で なんとかなりそうです。

使ってみて 簡単な男の料理としては 便利です。仕事で夜遅い父さんたちにとっては良いかもしれません また 子育てで忙しい 奥さんにも 助けになるのではないかと思います。

次の日 この 目新しい商品を 会社で 発表したところ 「ソレ前からあるよ」 と言われてしまいました、、、新商品だと 興奮していたのは私だけのようでした

このような 便利商品が 続々でてきているとなると  今流行りの 火のない IH、エコキュートなどもそうですが、 また10年後~20年後には いったいどのような商品がでてきているのか と 思ってしまいます。オール電化だけを推進するわけではないですが、 灯油、ガスのボイラーを動かすにも 結局は電気が必要なわけで 暖房機能も電気に頼っている部分が あります。今の住宅は 電気中心な作りになってます。    20年後の最新住宅設備が 気になります。 最近では 暖炉(薪ストーブ)のある家が 多くなってきている気もします 時代は逆もどりする傾向にあるのかもしれませんし レトロからモダンな薪ストーブがでてきていて 見直されつつあります。

 figaro_top_imageL[1].jpg  classic4_imageL[1].jpg

 

日常生活で感じた事

ゴールデンウィーク3日目は、私の奥さんに実家へ 子供の顔を見せる為に 伺いました。 奥さんの実家は 魚津市ですので 婦中から8号線にのって 1時間ほどです。 魚津市の実家に着いた時、魚津の じいちゃん ばあちゃん、姉さん、妹さん勢ぞろいで 玄関先 おで迎えもしてもらいました。 2カ月ぶりとの孫との再会ともあり とても 喜んでおりました。 最近 人見知りをして泣くようになった 孫にショックを受けるかと 思いましたが、 さすが子育て経験者 誰でもあることだと ドーンとして構えておられました。 (私の両親は 泣かれて 結構 ショックを受けている様子でしたが) 

 赤ちゃん(孫)が一人 空間にいるだけで こんなにも 笑顔と笑いが 増えるものなんだと 思いました。 ただ だまって抱かれているだけの子供ですが その影響力は強いと感じました。 

ファボーレやイオンに行った時でも、 知らない人に 「かわいいねぇ~」と話かけられたり、 人と人との距離を 縮めてくれたりもします。 子供の成長の為に タバコを止めたり。 いろいろ 影響されます。

これと同じで 自分が はじめて「家」というモノを 自分で 建てた際にも 同じ事が 起こります。 施主という責任感が高まったり。 今まで 親と同居 または アパート暮らしの為、我が家の敷地の草むしりなどには 感心もなかったが、 「我が城」を 綺麗に守る為、週末には 草むしりや、敷地の清掃を積極的に行うようになったり。 

また 新しい設備が揃い それを綺麗に使おうと 奥さんまかせだった 掃除にまで手を出すようになりました。 アパート暮らしの時代は、結局は借り物、いつかは出ていく という意識がどこかあったのかわかりませんが 汚せば汚しっぱなし だったと思います。 キッチンの食べ物のカスなどは見えない 隙間に 放り込む様な ことも平気で していた気がします。 あの 小汚かった時代には 帰りたくないという 意識が働くのか 、今では 奥さん以上に 掃除には 細かくうるさくなってしまいました、、、 奥さん的には ウザイかもしれませんが、、、 ここで私は 一生生活していくんだと 思う意識が ここまで自分を変えるとは びっくりでした。  家のキッチン設備などは もちろん扉、小さな金具まで何から何まで自分のモノに なるのですから。

 自分の家も持つことにより 固定資産税や都市計画税なども 自分で払うようになり 出費が 増えた分 節約に気を使うようになったり。 また いろいろな 選択が自分の判断で 動いていく為、今までより一層の社会の知識が必要となり 勉強もするようになりました。

自分の子供と一緒で 自分で計画、努力して 思いを実現した自分の「家」は 誰のモノよりも良く見えるものです。

          IMG_0369.JPG

                帰り道 疲れて眠ってしまいました