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今日の内容は 建物の品質管理についてです。

建物は 最終的な見た目のデザイン性や仕上がりで 品質が評価されがちですが、そんな見た目の表面仕上げ品質は短期的に汚れたり劣化するのに対して、目に見えてこない部分が 長期的な建物劣化への耐久性、地震災害などの万が一の時には重要となってきます。 

特に躯体の品質に関しては、現場担当者が いかに自分の家だと思ってしっかりと管理するとった具合の『想い』の部分が重要で これは お金では買えないと思っています。 

知識として、こうした方が良いと知っているだけではダメで、

またマニュアルだからと、現場員に頭から指示するだけの形式も良い結果は生まれ難いと思っています。

「まぁ コレくらいイイっか」の精神が生まれてきます。 現場での 極悪な炎天下・寒空の下などで 長時間に渡り作業した事がある方なら 分かるかと思います。クーラー・暖房の効いた部屋から電話・メールだけで指示されてもね~ 「どうせ塞じゃうから分からないだろう、そんな事に時間と手を取られるなら次の現場へ行って稼ごう!」と、人間だから 少しでもそう思ってしまうのも当たり前の『感情』だと思います。

すべては 人が『感情』を持ってする仕事な訳ですから。他人の『感情』に訴えるには、『説明』や『指示』ではなく まずは自らの『行動』『姿勢』を黙って継続する事です。 きっと ソレは分かってもらえます。 遠い様ですが、近道です。

他を変えようとするのではなく、自らが行動に移し継続する事が大事です。

見た目=「癒し」 の部分と、品質=「安心」 が 大事だと思います。

そんな実際の現場進行で気を配っている所の動画です。

 

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昨日と 今日も 平屋住宅の基礎工事現場へ やって来ております。

この時期の工期になると ほぼ毎日 現場に来ていますね。

明日 基礎の立ち上がり部分を打設しますので、アンカーボルトの位置に目印をしてきました。

と いう事は 明日も 現場に来る事になります。

夕日が沈みかけている お写真からも お分かりかもしれませんが、確認に確認を重ねていたら 夏といえど 空が真っ暗になってしまいました。

無事に アンカーボルトの位置 116本分、ホールダウン金物3本分すべて 確認の上 印もしてきましたので、明日のコンクリート打設も スムーズに進めれるだろうと思います。

何故!? このアンカーボルトの位置の確認が重要なのか!!!は また 改めて動画を作成して紹介致します。

今日はもう時間も 遅いので  では! 

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9月に上棟を控えております。 平屋住宅の現場に今日は行ってきました。

なんとなく雲っているし多少は 涼しくなったかなぁ~なんて 思って 水分も持たずに作業に向かってしまい。。。

想像以上に今日も暑くて クラクラ 熱中症寸前でした。。。。

さすがに 1時間作業した後に 水を買いに一度 現場を出ました。上水道だし、ホースから直接飲もうかな?なんて本気で考えましたが、使い回しのホースリールでしたので お腹を壊しても嫌だったので、買いにいきました。

さて、現状

配筋検査も無事に通過し、ベタ基礎ベースを打設し養生中です。

コンクリートは水を散水しながらの養生が強度につながりますので、まるで花に水をあげるかのように コンクリートにも水をあげに来ました。

で 今日行ってきた 作業というのは、この後 打設する立ち上がり部分の鉄筋の掃除と、底盤部分のレイタンス除去を行ってきました。 これは、基礎屋さんが 型枠の墨を出す前に行う必要あるので、どうしても今日行く必要がありました。 雨でも降ってくれれば やり易かったのに、快晴のうえ猛暑、さらにコンクリートの蓄熱効果と湿気で もう 大変な作業でした。

レイタンス除去や 鉄筋の掃除も 何で必要か? 詳しくは動画で解説しようと思っております。

簡単に言うと、レイタンスはコンクリートの灰汁(あく)で ヌルヌルなので 立ち上がりコンクリートとの繋ぎ目にあると構造的に弱点になるから。

【クリックするとアニメーションが動きます】

 

【クリックするとアニメーションが動きます】

一方、

鉄筋の掃除は、コンクリートって押え付ける圧縮力にはとても強い材料なんですが、引っ張り力にはめっぽう弱い材料です。 長スパン梁などの構造計算では0(ゼロ)とみなすくらい弱いです。そんなコンクリートの引張り力を担っているのが 鉄筋のみの力なんです。鉄筋って とても重要な構造材ですし、コンクリートと鉄筋の付着力も同時に大事であるという事が 文面からも十分に読み取って頂けるかと思います。そんなコンクリートと、鉄筋の許容付着応力度(1.35+1/25×Fc)を計算し考察する時などの、付着力低下を防ぐ為に 鉄筋の掃除をしております。こういった構造の計算って鉄筋にゴミ・モルタルなどの不純物が付着していない事が前提での計算式なので。

よく基礎の設計だと、設計者が 「鉄筋のピッチが~」  「鉄筋の太さが~」 など 言いいがちですが、これはハッキリいって お金さえ払えば完全に解決です。

いやいやその前に 現場監督に投げっぱなしで、 品質管理できてますか?が 僕は問題だと思います。

品質管理はお金で解決できないと思っています。

ゴミやモルタルが付いていると付着力は飛躍的に落ちます。計算通にはなっていないという事です。 コレって問題ですよね?

 

あと 当たり前ですが、コンクリートは打設後 重力に逆らわず沈殿してゆきます、鉄筋組みの下方が付着力が必然的に強くなります。なので、鉄筋の中の上の方(土台の真下部分の鉄筋)の 掃除は とても大事なのです。 長期荷重だけを考えると下側の配筋が引っ張り抵抗を担っている為、下の鉄筋の方が重要に一見えますが、地震などの上下運動の際には、上側の鉄筋も重要な引っ張り抵抗の役割を果たす機会が万が一来るかもしれないので、できれば上下均等に丁寧に施工したいですよね。 気が抜けないところです。

【クリックするとアニメーションが動きます】

あっ! ちなみに図は かなり極端に描いてありますよ。

小難しい長文 失礼致しました。  

では、今しばらく 熱中症には気を付けて 頑張りましょう!

 

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昨日は、自分の身体の定期健診について ブログに書きましたので

今日は、OB様宅の建物定期健診についてです。

各々ハウスメーカーさんも、様々な形で 定期点検をされている事と思います。

1年点検 3年点検 5年点検 等々

だいたい建物は、3年点検あたりから 有償でのメンテナンス項目がでてくる時期です。中には5年点検で 外壁のコーキングの補修(有償)でおススメする会社さんもあるみたいですね。

要するに3年目以降の定期点検は、包括的なリフォーム営業活動が始まる時期と、言ってもいいかもしれませんね。

よく勘違いされますが、10・20年間~無料長期保証などの保証は、雨漏れや建物の塑性変形のみを指していますので まず10年~程度じゃ起こってはいけない根本的な瑕疵内容のみが対象ですので、ほとんどの方々がまず 実際に起こる事はありません。(よほどの手抜き工事でなければ)

クロスの隙間が空いた、タイルが割れた、照明LEDが付かなくなった、配管が詰まった、などなど これらはほぼ3年点検以降は、有償メンテンナンスとなります。一部 給湯器、エアコンなどは特別な保険に別途料金にはなりますが、保険加入頂ければ家電類も10年保証が可能です。通常メーカー保証は3年間です。(だいたい保険が切れた頃に壊れる場合が、 ほとんどですが、電化製品には製品の当たりハズレがあるのも事実ですので、心配な方は保険加入も検討下さい)

どんな大手ハウスメーカーさんでも 上手に広告・宣伝されておられますが、長期保証以外の生活に密接している短期保証に関しては、実際蓋を開けてみれば ほとんど同じという形が多いです。

また、各々短期保証後は、包括的なリフォーム営業活動に移ります。特に全国展開されているメーカーさんは 独自の工法を採用し その会社でしか触れられない独自な建物構造にすることで 将来に渡り包括的にメンテナンスリフォーム工事を受注できるシステムとなっております。

さて、

そんな 建物のメンテナンスへ伺った動画になります。

 

 

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今日は、午前中に 持病の定期健診(寛解維持治療)へ 富山大学付属病院へ行ってきました。

25歳の入院時から継続的に続いております。なので 数えれば早17年になります。

17年も経てば人間は あれだけ辛い思いをした経験も 不思議と他人事の様に忘れてしまうものですね。いい意味でも悪い意味でも、ありがたくも便利な人間の特性(ストレスに対する脳の防衛機能なんだなぁ)と思います。

さて、今日は 普段何気なくやっている自分の動作が 他人にどのような印象を与えているか考えてから動作すべきだなぁ~と思った出来事があったので それについて書きます。

各検査を終えて、主治医の診察室に呼ばれた際に、

ふと 「何時だろう?」と腕時計を見た際、

主治医の先生が 「大丈夫? 今日急いでる?」

と言われました。

今日、僕としては 午前中 すべて時間を空けていたので、全然 急いではいなかったのですが この動作ひとつで 主治医の先生に 無駄な気を使わせてしまったと 後悔してしまいました。

僕なんかより 医療関係者さん達の方が全然 忙しいだろうに。。 ごめんなさい。

無事 診察が終わり、スマホの電源を入れたら 不在着信6件、メール7件。

これまた 廻りに迷惑をおかけしてしまいましたね。。。。 

午後から 仕事頑張ります!!

 

 

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リフォーム産業新聞社さんの記事に取り上げて頂きました。

 

昨今の蓄積されている住環境問題。

これは「コロナが落ち着いたら」「戦争や世界情勢が落ち着いたら」 そんな事で解決する事は、おそらくないでしょう。

空き家の活用を含め 

求められる新築住宅の性能面での飛躍向上がスタンダードとなりつつある世情ニーズ。よって求められるスタンダードグレードのコストアップ化。

またインフレ物価高騰・職人の高齢化に伴う人材不足、工期延長、人件費高騰により予算面でなかなか新たに住宅を手に入れる事が難しくなってきている現代。

家を取得する手段を見直す必要がある現代。その為には、【再利用住宅】の魅力を実際に見ていただいたり、高い性能値を実体感して頂いたり、新築住宅とのコスト比べの『場』が必要であり、その為の モデルハウスを現在建築中です。

あるモノを利用する低炭素化循環型社会の実現。

そんなメッセージを新聞の文章から読み取って頂けるとありがたいです。

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本日、8月17日 お盆明け通常営業にて仕事がスタートし、

たくさんの問い合わせが 溜まっており、従業員一同 バタバタしております。

また、

そんな中 設計事務所としての営業締め日が9月なので、

報告書の作成も 急いでおります。

それぞれ 各担当建築士が担当した物件をまとめて、設計事務所としての合計の設計・監理棟数を都道府県知事へ報告する義務があります。

普段は、棟数を数えながら業務をしている訳ではないので、年度末になり まとめていると 1年間にどれだけの物件を設計・監理してきたか 数となって分かります。

なので、1年間で自分の担当した物件をまとめていると

年間で合計 16棟ありました。 

僕以外の人の棟数も含めると 会社としてはもっと多くなるという事になります。

なので、会社全体としての 着工棟数は ご想像にお任せ致します。

さて、来年度も 頑張りましょう!

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長期休暇中の現場って 静かでいいですね。

たまの現場作業も、机上仕事で凝り固まった身体をほぐしてくれます、

また少々考え事をしたり、暑い時期ですが それが 逆に心地よい刺激にもストレスにもなります。

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お盆という事もあり

夜に お墓参りに行ってきました。

墓石の前で しゃがみ込み ふと墓標を見上げると、墓石をバックに 綺麗な星空が広がっておりました。

その時の実際の写真です。 うまく撮影できませんでしたが、本当は もっと綺麗でした。

 

少し霊的で非科学的なお話をすると、御先祖様が 普段の生活で(目先)下ばかり見ている自分に対して、普段見上げなかった夜空の星を見せる事で、何かに気付かせてくれるメッセージだと 受け取る事もできるかもしれません。

反面、

科学的なお話をすると、都市化が進み人工エネルギー(特にLED照明エネルギー)が夜空を年々明るくしている近代。特に夏は、空気が温かいので 熱量=運動量という事も相まり ほこり・チリなども夜空で激しく運動しています、それに光エネルギーが乱拡散し より夜空が明るくなり 星が見えにくくなっている。 武田家のお墓がある場所は 結構田舎で 市街灯すらない真っ暗な場所なので、富山市街地に比べてLEDなどの光エネルギー拡散が少なく、空が暗かったんで星が綺麗に見えたのでしょう。田舎の良さとも言えるかもしれませんね。

 

霊的なメッセージ、科学的なメッセージ、 どちらも とても重要なメッセージであり双方循環の関係にあると思います。

お盆

お墓参り

貴重な 時間をありがとうございます。

 

 

 

 

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8月12日 お盆2日目です。 

皆様 いかがお過ごしでしょうか?

ニュースを見ていると、お盆後半 台風7号 富山直撃の予報ですね。

という事で お盆休みといえど、うかうか休んでられないのが 現場監督という仕事。

台風対策へ富山県内の建築現場 廻りへ。 そんな動画です