私のお盆休み物語 パート③
お盆休み といえば お墓参りです。ロウソクと線香を手に お墓参りに 行き、それぞれの両親、祖父母へ あいさつにも 伺いました。その 際に ゆず(私の娘)は 未知との遭遇を しました。
猫です。名前は「グレイ」。まさに 未知との遭遇。 ゆずは 猫を見て 声を出して 大笑いしていました。猫のほうは 眠いのに 大声をだされて いい迷惑といった感じでした。しばらく 笑われてから いつもの サンルーム(休憩所)へ 逃げるように向かっていきました。
実家に 行った際に 入院していた際に 私が付けていた 日記手帳が 私の昔の部屋に あるのを見つけ 持って帰ってきました。いかに精神的に病んでいたかを 物語る内容でした。(7月20日 今日も尿が少なかった、7月21日 今日も尿が思ったより少なかった、7月22日 今日は尿がでなかった 7月23日 取った水分よりも尿が少ない これはおかしい )など という内容が 毎日毎日。実際は 薬のお陰で 十分すぎるほど 尿はでていたにも 関わらず この様な事を 毎日書いていました。 入院当時76キロあった体重が 52キロにへっても まだ 浮腫んでブクブクだった身体の水分を抜く為にと 痩せようとして40キロまで痩せようとしていた 私の姿内容も 記載してありました。身長180センチの私が 40キロまで痩せると 骨と皮みたいになってしまいます。 奥さんに 当時の 様子を 聞いてみたところ 精神面も肉体的にも違う人に なったかと 思ったくらいだったよ と言われました。でも この人は 家にさえ帰れれば 元に戻ると 思っていたそうでした。本当 支えてくれて ありがとうと 思いましたが、口には 照れくさくてだせませんでした。
今は だいぶよくなりましたが 以前の様な 勢いは 少し衰えつつありますが、お陰で廻りのことを よく見るということを 学びました。
そして 宇奈月温泉の後 ゆずは 温泉にはいっても 大丈夫という実感から、近所のファボーレの湯へと 行きました。お盆ということで ファボーレの湯は、老若男女とわずに 人で いっぱいでした。 病になる前には サウナ~水風呂という繰り返しのコースが 私のいつものパターンだったのですが、いざ 原因不明の病になってしまうと 以前の この行動が 良くなかったのかと 慎重に 考えすぎてしまいます。 入院後半は 本当に うつ でしたから すべて悪い方向にしか考えることしか できなかったのです。お見舞いに来てくれる友人にさえ 会いたくない、人の目が怖いなどと やたら おびえていました。 それを 飛び越える為、わたしは サウナ~水風呂へ 入ってみました。全然平気です。「やった!」 またひとつ 成長したのです。
そして お風呂あがり時には ちょうど夕食時でしたので、そのまま ファボーレの湯の 食堂で 夕食を 食べました。
私の奥さんは 「どれにしょうかな」と優柔不断のように メニュー片手に悩んでは いますが 心の中では 決まっているのです。値段など 総合的に見て考えているのです。放っておくと 値段の安いなかで 今自分が 求めているモノに近いモノを選びます。 わたしは サウナ~水風呂で 調子が よかったのか、メニューの中で一番高価だった(1280円) ジャンボエビフライ定食を 指さし これにすれば?と いいました。 嬉しそうに「そうするわ」という返事がきました。
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