社員旅行 北海道 ①

共栄ホームズ 研修旅行も兼ねた 北海道へ 行ってまいりました。

富山空港から 羽田空港へ、そして 函館空港へ。

我々が 北海道の大地に 下りてから 一番先に 向かったのが、トラピスチヌ修道院でした。

 

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修道院で 働いておられる 修道女さんたちは、まず 一切の俗世間からシャットアウトした生活を しておられ、我々が 良く聞く 芸能ニュースなどは 一切耳に入りません。一部の 政治ニュースに関しては 修道院の情報部から 伝達許可が出されて 修道女の皆さんに 伝達されるそうです。 選挙などは 皆 バスで 一同で会場へ 行き 一同で投票を行うそうです。

一日のほどんどが 祈り と 読書 という生活だそうです。我々が 夕方と呼ばれる時間帯に 就寝です。

修道院の見学を 行っていると 自分が汚れた存在のように 思われて仕方がなくなってしまいます。ですが 私に 修道女さんのような 生活をしろ と 言われても無理な 事です。ですが 修道女さんたちから 教わるという形で 自分の生活へ フィードバックできる部分が あると思います。 「人を人として 平等に 見る偏見のない目」  「Ora et Labora」(全ての中に 神を求めて 祈り そして 働け)

世の中 キレイ事 ばかりでは 生きていけないのが 我々の住む 俗世間ですが、 きっと 見習う部分が あると思います。

 

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修道女さんたちが 手作りされた マドレーヌという お菓子を 300円募金し 食べさせて頂きました。 「優しい味」がしました。 この感想は 抽象的表現では ありますが、舌で感じた 味覚ではなく 心で感じた 味覚だと 思うのです。 みなさん このような経験は 一度は あるんではないかと 思います。 「彼女の手作りの愛情のこもったチョコが どんなチョコよりも 美味しく感じるとか。」 「初キッスは レモンの味」 だとか 

 

我々は 五感で感じる味覚と 心で感じる味覚が あるのだと思います。

このような経験が 心を 優しく育んでくれるんでは ないでしょうか。言い換えると 人に 感謝、労いの心の 感覚を 持って 接すると 自分の成長にも つながるということだと思うのです。 大事なことです。

心の感性が 豊かな人は 人にも 優しくできると 私は 思っています。 また 真剣に 人に対して 怒る事もできるのだと思います。 心のこもった怒りは また 人を成長させますし。 しかしながら 心のない人間の 怒りは 怒りを 呼びます。それが 暴力だったり 犯罪だったりと 表面化して 現れてくるのだと 思います。

 

デザイン云々では 作り上げる事のできない 他が 追随することができない 「心」の こもった 本当の フルオーダー住宅 の 家作りが できますように。

抽象的な 家かもしれませんが 大事なことです。