「新築住宅」VS「再生住宅」
上部写真をご覧頂きたい。我が家の猫家である。
ピンクの愛らしいフカフカのお家と近所のスーパーで頂いたダンボールで作ったお家…
あなたが猫ならどちらを選ばれるだろうか。
このピンクの家、わざわざペットショップまで足を運んで選びに選び抜いた一品。
我が家の猫サイズにピッタリで、寒い冬はフカフカのお布団の中で居眠りができるように…女の子なのでピンクの愛らしいのを…と猫に溺愛する父が選んだものである。
そんな気持ちも虚しく…猫が選んだのは私がスーパーから持ってきたダンボールである。この光景を目の当たりにした父は、唖然とした表情で一言…
「なぜ?」
猫は本来、決して人にはなつかず、その「家」になつくと言われている。そして、その「家」の1番居心地の良い場所を熟知していると言われている。暑い夏は風通しの良い縁側で…寒い冬は父のどっぷりしたお腹の上で…幸せそうにお昼寝している。
共栄ホームズでは、“新築住宅”はもちろんのこと「壊すなんてもったいない」のコンセプトのもと、“再生住宅”も手掛けている。本来あるモノを生かし、家族の思い出が詰まった家を壊さず、暮らしやすさを追求し、再生していく。そんな想いに共感して頂いたお客様から多くの感動を頂いている。
我が家の猫も「新築住宅」より「再生住宅」の方が好きなのだろうか…。いくらお金をかけても手に入らないモノがある。それが、家族の歴史であったり、100年近く家を守り続けてきた大黒柱であったり…人によって様々である。
ダンボールで作った家も、凸凹した手作り感満載の代物である。不器用でも、猫にこの愛情深さが通じたのかなぁ…我ながらあっぱれである。
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