富山市 K様邸 二世帯新築工事 進捗状況  と 日本の建物

富山市 にて 新築工事中の K様邸 二世帯住宅 工事現場へ 伺ってまいりました。

今月末に 完成見学会を 予定しております、『平屋の家』 の 大工工事を 行っていた大工棟梁が そのままこちらの 現場へ 入っていったので、 ちょうど 平屋の家の件で 大工さんに用事があったので  久々に K様邸の現場へ 伺ってまいりました。

 

 

外部は サイディング工事 途中でした。 1階廻りは ほぼ 終了しておりました。 

 

 

アプローチも 天井、外壁が 貼り終えておりました。 外壁は 塗装で 仕上げます。

ここまで しっかりと 屋根が かかっていれば 将来の外壁の痛みも 少ないでしょう。

アプローチの基礎or土間(後にタイルなどで仕上げる)部分は 人間が上り下りするので、どうしても 雨に打たれる地面(基礎or土間)高さが外壁面と 近くなる部分です。要するに 一番 雨水の跳ねなどが かかり 痛みやすい部分です。 最近 流行の 土間テラスなど 特に 屋根がないと かなり早めに外壁は 劣化してきます。(経験済) 屋根の無いような 内部テラスなどの 目隠し壁、囲い壁 などを設ける場合は 基礎高を建物本体の倍以上に上げるか、水害の少ない板金などで処理するのがいいと思います。 板金なんて建物の雰囲気を壊すという方は、 痛むのを前提、 取替えを視野に入れて 化粧木材などで 仕上げても 風情があって いいかもしれません。

リフォームの測量に伺った際に よく目にする、 屋根の無い ウッドデッキ取付部 またデッキの下側を覗くと 隠れた外壁が ボロボロで朽ち果てて地面に落ちているという現象は そういう事です。

雨水は 高いところから低いとこに 流れてゆきます。物理法則 自然の摂理です。 なので 低いところの対処が 大事になってきます。

上から流れてきた雨水、地面から跳ねる雨水の ダブルパンチは 痛いです。

 

 

冬場 濡れ続けた外壁が 乾かず そのまま夜になり 凍結。  表面の塗装 どころじゃなく 外壁内部から腐食してゆきます。

 

日本は 春夏秋冬があります。 特に 北陸は 雪も降ります。 敷地内の 水道管の凍結 なんて 毎年 頻繁に起こる 地域で、誰でも経験する可能性が 極めて高いです。  給湯器の給水管に 凍結防止ヒーターが内蔵されている商品もあり オススメしております。

風土に合った 形の建物 って 日本人の長い経験から 既に 立証されているのだと思いませんか。

 

 

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