映画

2021年8月21日

「時間のある時に 見て下さいね。」

という映画がありました。 何でだろう? と思っていたら、

映画の時間が 3時間16分 ある 映画でした。

これを聞いて勘の良い人なら 分かられるかと思うのですが、

『黒部の太陽」です。  世紀の難工事 黒部ダム建設の苦闘を描いた映画です。(出演:三船敏郎/石原裕次郎)

 

皆様 黒部ダムって行かれた事って ございますか?  

僕は 過去に 行ってきました。

とても 凄いダムでした。

また 映画の舞台となった トンネル掘削工事に 工事を阻んだ 破砕帯 にも 行ったことがあります。

この映画を見てから 黒部ダムへ行けば また違った景色に見えたのでしょうね。

 

僕が 黒部ダムに行った際に 撮影した写真です。 凄い景色ですね。 凄い建設物です。

もし黒部ダムに行かれた事無い方、この映画を見てからいくと より 感動を得られるのではないでしょうか?

 

~『黒部の太陽』で 印象に残ったセリフ や シーン。~

都会のデスクで 図面描き(設計事務所)の仕事をしていた役の石原裕次郎さんが 「現場の職工たちは 自分の仕事に誇りを持っている。なまじ 高等教育を受けた僕が 逆立ちしても かなわない大きな存在に見えてくるんだ。そんな人間が何を想い 何を感じ どう出会うのか それらを 実際に知る為に 僕は現場へ入る。」

こういった お互いを認め尊重する 気持ち いつまでも大事だと思います。

 

また、

トンネル掘削中、破砕帯にぶつかって 事故が起きた時の

職工さんたちが 監督を睨みつけて 「ちゃんとした 計画を立てろってんだ。。」

計画に信頼をおいて作業してきた姿 や不安 が見受けられますし。

現場を指揮する者の 計画への責任感。

 

それに、

感情や根性論で 工期を守り抜き押し通してきた親方(親)、一方 理論や練った計画で安全第一で進める跡継ぎ者(子)との 世代で食い違う価値観の ぶつかり合い。結果 どちらも とても大事なんです。

我々の今ある 電力 生活基盤 たくさんの犠牲(生命、感情、時間 たくさんの犠牲)あっての生活であると 実感できると思います。『感謝』の念が 生まれる事と思います。

とにかくいろいろ感じるモノのある映画でした、皆様も よければお盆中にいかがですか?

 

 

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