S造 断熱リフォーム
今日は S造 いわゆる鉄骨造のリノベ現場へ
鉄骨柱や梁は、木造の柱・梁よりも熱伝導率が高く 外気の影響を室内へ伝えやすいので
S造(鉄骨)は 断熱性が悪いといわれる所以であります
が こんな感じで 柱・梁材に直接断熱施工を施す事により対策が可能です。
柱・梁材の室内側を断熱材でぐるりと囲ってしまいます。
(※木造の場合でも 断熱等級7を目指す場合は 柱・梁に断熱材を施工します。 断熱等級6以下の場合は、木造の場合 熱橋部は剥き出しの場合が多いです。しかし構造が鉄骨の場合 断熱等級に関係なく熱橋部断熱処理は施すべき仕事であると考えております。)
本当は、外部付加断熱(外張り断熱)を施工した方が作業効率や気密性の面なども考慮しても良いのですが、そうなると 施工が過半以上の場合 建築確認申請が必要なリフォームに該当するので ここら辺は施主様と協議しながら 専門的な立場から考慮し、今回は室内側から熱橋部処理を施しました。