今の自分が 他人にどのように映っているのか、気になる事はないですか? 多かれ少なかれ そのような気持ちは 誰もが持っていると思います。
例えば 高級車に乗りたがる人がいたとします。高級車に 乗ると得られるのが、 廻りから 高貴の目で見られる事への 『優越感』。 だからこそ その人は 値段が高く、燃費も悪いのに 高級車に乗るのだと思います。 じゃないと好き好んで 値段が高く、燃費の悪い車になんて乗るわけがないですよね。
私達は 一人では生きていけないからこそ 廻りの協力を仰ぎ、また 廻りの目を強く 意識するのだと思います。
廻りの目を意識しなくなると ヒトの進歩成長は 鈍ってしまう気もしますし。
家は 建てれば その土地で常に人の目にさらされる事になり、また 我々を人の目から囲ってくれる役割をも果たします。人にとって、家とはそれほど大切な場所です。 人の様々な葛藤から 生まれるのが 注文住宅というものです。
だからこそ 我々は 家というものを とても 重く感じています。
「ヒトの目」で思いだしたのですが、ふと BOOKOFFに 行ったときに、ただただ表紙に目を魅かれた本がありました。
ストーリー内容は 全く知りません。過去に 読んだ事のない 著者の作品のようですし。
表紙からすると 結構グロそうなミステリーって 印象があります。
恐いモノ見たさって事で、買ってみました。
古本なので もちろん お買い得で。
今は、他に 読んでいる本があるので この本には まだ手をつけない予定ですが、不気味と気になる本でした。
![西澤保彦 収穫祭[1].jpg](http://www.kyoeihomes.com/takeda/images/%E8%A5%BF%E6%BE%A4%E4%BF%9D%E5%BD%A6%E3%80%80%E5%8F%8E%E7%A9%AB%E7%A5%AD%5B1%5D.jpg)
「見た目」 とは 「出会い」と 相通じるものがあるのは 否めません。
さて 「家」は どうでしょう。
住宅メーカーとの 出会いは 「見た目」 でしょうか?
それとも 「中身」でしょうか?
表紙だけ良くて 中身がペラペラだったら それは 論外でありますし。
それなら まだ 中身の良い方が良いって場合があります。
でも やはり 表紙も良く 内容も濃い 本が 理想ですよね。
それを知るには、まずは 手に取って 開いてみなければなりません。
その勇気に 我々は 敬意をはらいます。