世の中には 自分の経験から 理解できない事柄が あるというのを 実感しました。 と 言いますか 現実 理解できない事の方が 断然多いのだと思います。
お盆休みも終わり 皆様も 仕事がはじまっている事と思います。
私の方は 家族で太閤山ランドのプールへ行く予定を立てていたのですが、 ゆず と 私が 「手足口病」に かかった為 それは 儚い夢となってしまいました。
感染する病気なので なるべく お盆は家の中で 過ごしました。
少し BOOKOFFへ 行った事は お許し下さい。
BOOKOFFで 50円セールをやっていたので、7冊×50円 350円分買いました。
その中で 村上春樹さんの「ノルウェイの森」 上巻、下巻 がありました。 確か 映画化もされて 話題になっていたんだよなぁ~と思いつつ 本の内容も知らず、興味本位のみで 買いました。
今まで 結構 本を読んできて、著者の意思などが伝わってこない本は あまり無かったのですが、この「ノルウェイの森」は 私にとっては チンプンカンプン??? な内容でした。 「恋愛小説」だったのです。 これまで どちらかというと 恋愛経験などを あまり重視してこなかった 私の生活だったので、とても理解し難い「本」だったのではないかと思いました。
どうしても この本の良さを 理解したくて 本を読んだ後 すぐ ゲオで DVDをレンタルして観たのですが、私の頭の中は 尚の事???状態でした。 昔見た 「世界の中心で愛を叫ぶ」の映画の方が とてもストレートな内容で 私は理解できました。
原因として 考えられるのは たくさんの恋愛経験した人よりも、一人の人を永く愛せる人の方が 私の中では 凄く素晴らしい人 という考えがあるからだろうと思います。これが 間接的に女性の幸せにつながると 信じてしまっているのが 私の持つ恋愛に対する偏見です。 実話 これは人間の性に逆らった 欺瞞を含んだ 綺麗事だと 薄々知ってはいるのですが、そうでありたいという想いだけは捨てたくは無いと思います。「男」なんて こう思う努力くらいしたほうが丁度いいとさえ 思っています。
私が この本を読んで思ったのは それくらいでした。たぶん どの恋愛小説を読んでも こんな感想を持つでしょう。
まず 私の恋愛に対する 偏見を直さない限り 恋愛小説を読む資格は私には 無いのかもしれない。
私も 娘を持つ 親として 理解に努めないといけないと思うし、
理解する前に 自分を見つめる必要があると思いました。