雪・雪・そして又雪

連日の降雪による除雪で、体中が悲鳴を上げていて、正直もう雪を見るのは嫌になっています。

しかし、青森、秋田、山形、新潟の日本海側は、記録的な豪雪に見舞われ、とてもつらい思いをしておられます。特に、一人暮らしのお年寄りのお宅や、老夫婦だけのお宅は、除雪をしたくても、思うようにできず、とてもつらい思いをされているそうです。それから比べると、自分の苦痛なんて小さなものだと思います。

 

雪が降り続くと心配になるのは、屋根雪の雪下ろしだと思います。先日も、既築客様より「屋根に1mほど雪が積もっているが、雪下ろしをした方が良いか」と、問い合わせがありました。(ちなみに、富山県各地の今朝の積雪量は、富山市56㎝、高岡市39㎝、魚津市72㎝となっています)

当社は、図面が決定した段階で、建物に加わる荷重が耐力を下回っているか、必ず確認しています。

荷重には、長期荷重(常に作用している荷重)と短期荷重(たまにしか作用しない荷重)があり、両方の荷重を確認しています。

その荷重を確認する際に、長期荷重、短期荷重とも積雪荷重は1.5mで見ています。(理屈では1.5mまでは、雪を下さなくても大丈夫と言う事です。但し、水を多く含んだ雪は、ふわふわの雪と比べて、同じ積雪量でも重さが全然違います。状況に応じ、雪下ろしをしなくてはなりません)

この様に、お客様の大切なお宅は、きちんとしたデーターに基づき設計され、形になっています。又、その大切な家を、熱い想いを持ったスタッフが管理を行い、匠の技を持ったプロ集団が、施工いたしております。ご安心下さい。

 

積雪は、今日がピークと言われていますが、まだまだ降ると思います。除雪中の事故やけがが、多発しているそうです。皆様お気を付け下さい。

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住宅事業部 浦野 昭