「日本の古民家」探訪 その2


建築に興味のある方でしたら「南部の曲り屋(マガリヤ)」という言葉を聞
いたことがある人もいるかと思います。今回の「日本の古民家」探訪は、南
部の曲り屋を代表する「千葉家住宅」(岩手県遠野市)です。
「曲り屋」とは馬小屋(ウマヤ)と人間の生活空間(オモヤ)を直角に配置
して、L字型で一体にした民家のことをいいます。
江戸時代後期に建てられ、一時期は25人と20頭の馬が一軒の家で生活してい
た。遠野は内陸と沿岸を結ぶ交通の要衝として栄え、馬が主要な移動手段だ
った時代、多くの曲り屋が建設されていました。
この民家は、城郭のような石垣と、巨大な茅葺屋根の、迫力ある外観に圧倒
されます。また敷地内に遺されている蔵や神社も古く、状態も良く魅力的で
す。

建築に興味のある方でしたら「南部の曲り屋(マガリヤ)」という言葉を聞いたことがある人もいるかと思います。今回の「日本の古民家」探訪は、南部の曲り屋を代表する「千葉家住宅」(岩手県遠野市)です。

「曲り屋」とは馬小屋(ウマヤ)と人間の生活空間(オモヤ)を直角に配置して、L字型で一体にした民家のことをいいます。江戸時代後期に建てられ、一時期は25人と20頭の馬が一軒の家で生活していました。遠野は内陸と沿岸を結ぶ交通の要衝として栄え、馬が主要な移動手段だった時代、多くの曲り屋が建設されていました。

この民家は、城郭のような石垣と、巨大な茅葺屋根の、迫力ある外観に圧倒されます。また敷地内に遺されている蔵や神社も古く、状態も良く魅力的です。

 

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