高価で あれば 良いって モノじゃない

2021年1月22日

値段が 高いモノには それなりの理由があります。

でも ある程度を 超えて コストを極めてゆくと、 例えば 断熱性能でしたら、 断熱マニアの域に 達する事でしょうし。 一般の多くの方が 果たして そこまで 求めらえるコストに 似合うか(喜ばれるか)と 言われれば どうなんでしょうか? 「それ 劇的に 体感できますか?」 「坪単価 や 値段が 変わらないなら やってもらっても 良いかな!?」 という言葉 打ち合わせ中に、 個人的には 聞く言葉であります。

構造面のコストも然りで、 輸入の集成材、 または 国産の無垢材などがあったり。 今では 入手困難な 無垢欅(けやき)の化粧梁 などに 拘られる方々って どのくらい おられるのでしょうか? 材種よりも、 最低限 地震 や 風、 災害に 強い方が 安心で優先という方々も 多くおられます。 木材ではなく 制振ブレードなどが 売れる理由が これにあると 思います。

デザイン面のコストも これに関しては 好みは 人それぞれだと 思います。 あまりお金をかけず シンプルな内装が 好きな方や、 逆に 煌びやかな 装飾の施した仕上げが 好きな方、または 職人さんなどの 匠の手による 手の込んだ造作が お好きな方々。

また 未だ 多く流通していない 新商品 新建材、などを採用する場合も、値段が高価な場合がありますよね。これも 良い面 悪い面があり、目新しい最新の設備導入ができる面は 良い事ですが、まだ 流通量が少ない事により、 その商品が見せる将来劣化性が 見えない部分があったりします。 また その商品が あまり流通しなかった場合、 結果としてメーカーも 負の在庫となり、 在庫部品を無くし メンテナンスにも 困るという事にもなります。

お金の かけ方は 千差万別です。 この 価値観を 汲み取る事が こちら側の仕事だと 思っております。

 

 

今回は、「 ギター と 家 ただ 高価なモノが 皆に対して 良い訳ではない 」 との 題で 動画を 作ってみました。

ギター も 家 も 木材の塊から 作られます。 お金をかける、 コスト面で 仕上がってくる違いが 非常に 似ています。

お金を出せば いい音が出る訳もなく。  塗装の下に なって見えない、ギターの構造材(密度の高い高級木材が 良いと 一般的に言われておりますが、正直 僕には 分かりません。ある 域を 超えると 自己満足の世界かと 思っております。)  に こだわると とてつも無く 高価に なったりします。

 

よろしければ ご覧下さいませ。 (今回は 弾き心地の違いなどでは なく、音の違いが 中心の お話なので、 下手くそな 演奏映像もありますので ご了承のうえ 再生してくださいませ。)

 

 

https://youtu.be/AeLYYxUn13w

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