今月中旬に 上棟を 控えております、 魚津市 T様邸 です。
現在 大工さんにより 土台敷きが 行われております。
アンカーボルトの入れ方 原則 や 留意点、ホールダウン設置にかんする 留意点は YouTube動画にて 過去にアップしておりますので、 見てみて下さい。
今日は 基礎が固まり アンカーボルト や ホールダウンも 一緒にコンクリートと 固まって 基礎と連結されております。 固まってしまうと もう後戻りは できません。なので 現場監督による 事前の 確認が 必要なんです。(確認は 知識が あれば 営業マンでも設計者でも 全然 OKだと 思いますよ。 個人的には この 営業マンだの 設計課だの 職の 区別が もう ただ無駄だと 思っていますが、、、)
で、そこに 実際に 大工さんが 土台を敷き アンカーボルトと木材を固定してゆくのですが、
現場監督は、大工さんが行った仕事に対して、トルクレンチで 指定トルクの最終確認 と 気密処理が 行われます。 これは 大工さんと 一緒に やってもいいのですが、基本 現場監督が 確認も兼て 行います。
この工程は 工事が進み 仕上がってくると 施工処理できなくなる部分です。 とても 小さい事ですが、温かい家 涼しい家を 作るには こういった事の 積み重ねが 必要になってきます。 とても 量産型のローコスト住宅では ここまで 細かい注意や施工は、 手間なので しないですよね。 たった数ミリの為の 処理なんて 誤差範囲でしょ? と 放っておくのが 建売 や ローコスト系の 通例施工ですよね。
単純計算で、 気密テープ 1本単位 1000円で 20本を使い 気密処理をします。 現場監督 の一日の人件費が 25000円と 仮定すると 土台敷きの日だけでも(この後、梁の処理、屋根金具の処理等 まだまだ 何回も たった数ミリの為の処理へ 行かなくてはなりません。) 社内経費が 55000円も かかるので、ローコスト系には 致命的な 赤字経費に なりますので 仕方がないですよね。 こんなコストが 毎回 かかるなら 数ミリの処理なんて 無視 という状況です。
いい家には 人の手間が たくさん かかっております。 こういった事を 実際に 見ていただきたいが 為に 様々叩かれるのを 承知し 10年ぶり Youtube活動 を 再開した きっかけでもあります。
こんな手間のかかった家を 大手さんに比べて 安く 手に入れれたら 最高じゃないですか?
また デザイン面も自信がありますので、仕上がりも 同時に 是非 見て下さいね。
どうぞご覧下さい。
↑ YouTube リンク 【 土台敷 風景 】
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