「老いの美しさ」

2025年2月13日

ギターって「老い」が美しいと評価される 少し変わったモノです。

木目には その年の降雪状況や外的負荷・ストレス また栄養状態で、様々な木目模様が現れます。より厳しい環境下で紆余曲折老いてきた木材が最もギターの表面を飾るトップ材として評価されます。しかしストレスを与えられて育ってきたお陰か、強度的には脆い。

逆に長年 よい栄養状態でストレスなく育ってきた木材は、身が詰まっており よい音が出る(鳴る)と言われていて、その分 木目に特徴は無いので、上記表面のトップ材裏のバック材として使われます。

それぞれ全く違う環境で育ってきた「老い」が重なって 素晴らしい魅力とサウンドを奏でます。

 

建物はどうでしょう?

老いた建物は 「壊せば良い?」

少し淋しいことです

私たちが リスペクトを持って断熱性(UA値)、気密性(C値)、耐震性(IW値)を現代の物理科学的知見の数値という根拠を持って

スペック的に新築同等に 甦らせ 老いを含め「美しく表現」する

 

最後は 感情論になりますが、「美しい」 

住まい 住まい手

僕は そう感じます。

 

 

 

 

未分類

Posted by admin