ここ最近は、寝る前に 本屋大賞ノミネートされた本たちを 読んでから寝てます。
そんな中で大賞をとった 本。「成瀬は天下を取りにいく」
読んでいて思ったのは、この主人公 僕の学生生活と何か似てるな〜 でした。
もしかしたら皆様も青春時代に、一つや二つ思う節があるのではないでしょうか?
詳しくはネタバレになりますので控えますが、思い立ったらなんでもチャレンジする学生がこの本の主役:成瀬です。
【僕の学生時代の 恥ずかしい赤面チャレンジ(今でいう黒歴史!?)】
①ミュージシャンを本気で目指していて、学園祭に体育館でライブをさせてくれ!と学校に懇願。学校側は全面否定。それでも引き下がらない僕、自分で作詞・作曲・演奏した曲をテープに録音して 校内で文化祭中流し続けた。(受験をテーマにした曲という事もあり、先生方の許可は得た)自分はカッコイイを目指していたが、全校生徒の笑い者となりました。(しかし世の中には見てくれている人も居て 「作曲したんだスゲー!」と言ってくれる人も数名居た。その中の一人がギター片手に現役でグラブミュージシャンをやっているという嘘のような本当のお話。)
②上には上がいて、ミュージシャンにはなれないと気付き(当たり前)その後 小説家を目指す。夜な夜な長編小説を完成させ、読売新聞社「室生犀星文学賞」に応募。そして 見事 落選(笑)! (小説の内容は、葬儀屋に勤める青年が葬儀中に繰り広げられる親族間での相続、金、など数々の揉め事に遭遇して、ふと見つめた死人が綺麗に見えてきた描写を書いた物語。自宅に当時の原稿あります。) でも、諦めず 短編小説を書きあげ学校に自ら提出。見事 学校文集「高啼」に掲載される。(先生から 本当にお前が書いたんか?と疑われる:高校に文集は残っているハズ)後のセンター入試試験で 国語だけ偏差値70(厳密に言うと68)を取る、嘘のような本当のお話。
③賞に応募しても落選が続き、小説家も諦める。大学生となり運転が出来る年齢へ。レーシングドライバーになりたいと思い、3ヶ月のバイトで40万円を貯めて 日産スカイラインR32(18万円)を購入。国内B級ライセンスも取得。ジムカーナの大会(福井県)などに出場。全日本学生ドリフト王選手権(岡山県)に出場して 運良く西日本2位に。(雑誌にも載りました。)当たり前ですが、18万円のポンコツ車では限界があり、お金が無いと続かない競技と現実を知り挫折。
その雑誌の掲載記事の写真。嘘の様な本当のお話。
大まかに言うと この3つ。(本当は まだまだあります)
学生時代 担任の先生に言われた言葉、「あなたはこの学校の癌(ガン)。そのパワーを勉強に向けてくれれば化ける生徒なのに。。。」
普通の人ならきっと傷付く言葉でしょうが、僕は ガンってどんな強人でもアヤめる最強の病気じゃん!って 当時 喜んでいました。担任の先生も そんな僕の特殊な感覚を分かっての皮肉を練り込んだ言葉だったのだと思います。そして、卒業式の時には、「めちゃめちゃな生徒だったけど なんか大物になる様な気もせんでもないから まぁ、、頑張られ」 とバリバリの富山弁で、 高校を送り出されました。
学生時代は ハチャメチャな方向にエネルギーを使い勉強をしてこなかった事に 後悔しております。。。。
皆様も この本(成瀬は天下を取りにゆく)を読んでみると 青春の甘酸っぱい 1ページが甦るのではないでしょうか?
そして、今 建築士として、建物を作る仕事をしている。
人生って 分からないものですね。
そして、個人 顔出しでYouTubeチャンネルを開設。
日々の建築日記をアップしています。
やってみるの精神。性根(しょうね)は変わっていないのかもしれません。。。(笑)
でも 最後にコレだけは 言わせて欲しい、
世の中の8〜9割に 笑われても しっかりと見てくれて応援してくれる人が必ず居ます。
みんなも 成りたい自分に向かって 頑張りましょう!!!きっと 遅くはないハズ