富山市 新庄町 T様邸 明日28日に上棟予定に しておりますので、上棟にむけて 土台敷きを 行っております。 明日の天候は 少し不安に感じておりますが あとは晴れを祈るばかりです。 T様邸は 在来軸組工法 での新築工事です。在来軸組工法とは 昔ながらの日本の工法です。いわゆる歴史のある 工法であります。昔では 釘一本使わず 木を刻み木と木を 人の手で組み込まれきました。今の在来軸組工法は 阪神淡路大震災以来 耐震性が 強く叫ばれ 耐震金具などが多く使用されております。 また構造計算もしっかりと行われ 安心かつ 構造体の組み立てが 簡素化されてますので。上棟も1日で 屋根まで かかります。
その耐震性を左右する 耐震金物ですが、ただ付ければいいというものではなく、構造計算上 必要な箇所に 適切な方法で取り付ける必要があります。 やたら 無意味に金物ばかり付け 木材に穴ばかり開けると 肝心の木材構造体自体の耐力減退にもつながりますし、 取付位置が わるいと効果が半減したりします。
「家」とは ひとつひとつの作業工程の積み重ねです。基礎構成の段階でミスがあると 木工事に入ったとき 耐震金物のアンカーボルトなどが しっかりと 土台と接合できないといった 取り返しのつかない事態にもなりうる可能性があります。 ひとつひとつの工事の バトンタッチ連携が 重要です。 このバトンタッチがうまく いかないまま仕上げていくと 言わゆる 不正な工事の住宅となります。 一回 嘘をつけば 嘘を つき続けなければいけません。人生と似ています。 嘘はつかないのが一番。