1月25日今日は天神様を片付ける日です。
子供の成長を願い、暮れに天神様を飾るのが、北陸の正月の風習として有名です。
一般的に菅原道真公は、学問の神様と言われ、頭がよくなるために飾ると言われていますが、勉強や大学受験ばかりが道真公ではありません。
天神様を飾るのは、学問もそうですが、「習い上手という子供の成長に一番大事なものを願い、今でいう習い事「勉強・習字・ピアノ・スポーツ等」色々な分野で人生の道を極めてもらいたいと言う事です。「学問の神」の他「芸能の神」「正義の神」とも呼ばれています。
天神様を飾るようになったのは、江戸時代中期からだそうです。
又、天神様を飾るのは、主に北陸地方で、富山県、福井県、長野県の一部、あと島根県、鳥取県、愛知県豊橋付近の東三河地区です。
富山県、福井県にあって石川県にないのは何故なのか?
菅原道真公の御紋と前田家の梅鉢の御紋が一緒なのにと思い調べてみると、天神様は福井県から、富山の売薬さんによって伝わったそうです。石川県では、庶民にまで広がらなかった為、富山県の正月の風習は、前田家に由来したものではないらしいのです。
私もこれからまだまだ勉強して、人生の道を極めたいと思います。