共栄ホームズでは、3月に入り再生住宅の工事着工が相次いでいます。昨日と今日、工事に先立ちお祓いを行いました。
新築住宅の場合は地鎮祭を行うのですが、再生住宅の場合はお施主様の希望によりお祓いを行います。
N様は、今までは広いお宅に、お父様、お母様の二人で暮らしていました。若いご夫婦が富山に帰ったことと、息子さんの「この家を残していきたい」という思いから、2世帯住宅として再生することにしました。家の中心にある枠の内は、お客様を迎える空間として受け継がれていきます。
当日は天気もよく、これから新しい家づくりが始まるんだという期待に溢れた式になりました。
最後に、神主さんからお話がありました。「幸せ」というのは、もとは大和言葉の「仕合わせる」から来ているそうで、「仕事」や「仕業」でも使われている「仕」を合わせることで、良い結果が得られるとのことでした。
当社も幸せづくりを行うため、しっかりと工事を進めていきます。
K様は、結婚を機に家づくりを考えておられました。ご夫婦で住む新築にするか、実家を再生して2世帯住宅にするか、悩んでおられましたが、「大きな家で、ゆったりと暮らしたい」というお話があり、再生住宅ということで方向が定まっていきました。
これだけの広い家を受け継いてきたのは大変だったと思いますが、広い家だからこそゆとりを持った計画ができました。また、敷地内ある立派なお庭や蔵ともマッチした住宅にしていきたいと思います。
この日は昨日と一転、雪の降りそうな寒さの中行われましたが、神棚のある座敷にご家族と関係者が集まった、厳かなお祓いとなりました。間もなく壁や天井、床などの解体工事が始まり、しばらくすると骨組だけになります。