日本一を目指して

2024年6月11日

東京での表彰式から帰ってきて

社内で会議がありました。会議は回数ではなく質と中身だとおもってはいますが、今回の会議は、質も中身も詰まった会議でした。

会議の結果 「日本一を目指す」でした。

日本一とは、売上じゃありません 

僕の17年間の営業マン・現場監督経験から断言しますが、売り上げと品質は ピークを過ぎると、ほぼ間違いなく反比例します。

なので、建物を「お金」と見ている人たちには情熱だけは負けませんし、いくら踏みにじられてもその火は消せません。見ている目的が全く違うからです。逆に踏みにじれば火傷をするくらいの芯(信念)を持つ必要があるとさえ思っています。

売り上げNo1じゃなく 品質No1を目指すです。新築は当然の事ながら、特に 中古住宅・空き家の改修の品質を向上させ確固たる地位を築く事です。

僕の方は どちらかと言うと温熱・断熱・パッシブ計算が専門分野で知識的に新築の構造計算は大丈夫なのですが、旧家・古民家に関しての構造計算は深く突っ込めない部分もあるので、そこは うちの構造専門のベテラン・元建築主事の「一級建築士」達が引き続き行ってくれる事となります。過去物件では新築だと長期優良住宅・再生工事でも許容応力度計算設計も行なってくれておりました。このお陰もあり 当社で施工されたすべての建物、この度の 能登地震で倒壊・大幅損壊などはゼロ件でした。

この先 更なる耐震計画に精度をもたせる為 この度 新たな耐震ソフトも購入する事となりました。

鬼に金棒状態です。2025年度 4号建築物改正に向けて進めております。

少数精鋭の優秀な技術者集団が行う建物の超高品質な再生工事、コストカットもしっかり行い、営利目的で軽い信念で近づけば火傷をします。きっと

結果 「建て直した方が早いですよ」という提案になっちゃうんです。

これは僕の建築士生命にかけて言いますが、新築設計の方が断然簡単で 耐震等級Ⅲ や 断熱等級7の設計・施工なんて エンドユーザー様のコストさえ許して頂ければ いとも簡単に設計・施工できます。性能が良いことと施工能力が高い事はイコールじゃないという事です。

そんな42年間ベテラン勢が本気で命を燃やして建物の再生提案してくれている中、僕たち若者世代!?も命を燃やさない訳にはいきません。

(僕 個人的には構造計算書を読み込み、新しい耐震ソフトを 早く使いこなし完全マスターしたいです)

お施主様と打合せを進め 自分でも欲しい 自分でも住みたい! 本気でそう思える建物を仕上げ残してゆきます。

この建物対する真摯な姿勢を評価頂き この度 ふたつの賞を頂きました。ありがとうございます。

そして これからも よろしくお願い致します。

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