暖ったかく 風呂リフォーム

今日は フルリノベ現場へ行ってきました。

配管屋さんから 「浴室の配管が今日で目処がつきそうです。」

との連絡を受けたので行ってまいりました。

今日のブログは 少々口調が荒いので 読み進めるには注意して下さい。場合によっては ここで離脱された方が良いかもしれません。 大丈夫な方だけ 下記スクロールをお願いします。

現地に着くと 浴室(ユニットバス)の配管が完了しておりました。

僕が無理を言って ユニットバス接続に不具合の無い範囲で配管を通常高よりも高めに設定してもらいました。

何故かと言うと、基礎断熱に すこし厚めの断熱材ネオマゼウス65mm厚を敷きたかったからです。

通常高さだと 配管が当たるんですよね。

配管屋さんも無理を言ってスイマセン。対応ありがとうございました。

 

大工さんも配管屋さんも 

「武田さんの現場 普通の住宅会社に比べて こだわりが強くて、見て確認してもらわないと 先に進めないわ」

と 愚痴っておられましたが。 誉め言葉と受け取らせて頂きます。

それにしても 普通の住宅会社って 何なんでしょう??

よく今の建物って施工や断熱や気密・耐震が良くて当たり前と言われていますが、ハッキリ言って そんな事は全然ありません。大手メーカーだから安心?? いやいや。。。。 リアルな現場を知っている僕からしたら ソレ完全に営業マンに騙されています。(厳密にいうと営業マンも悪気も無く現場の現実リアルを知らないだけなのかも)

施工・監督をするのは富山県民の現地職人さん達や僕みたいな建築士 等です。いくらマニュアルがあっても機能せず 残念ながらが それが現実です。営業マンは 本当に人柄が良い人や想いやりがある方々が多いですが、実際に現場で施工・監督をしません。

道路交通法を100%厳守している人って居ますか? 「これくらい良いかな~(40キロ制限の道路を45キロで走ってみたり、黄色信号で交差点へ侵入)」なんて事は日常茶飯事かと思われますし、人それぞれの配慮・酌量に委ねられる部分が多いかと思われます。これと同じ事が現場でも日常茶飯事で起きています。

じゃなきゃ 僕の施工・監督に対する 「こだわりが強くて」 何て言葉でないでしょ 普通。

これだけは お伝えさせて頂きます、どんなに素晴らしい設計の建物でも現場での配慮・酌量の在り方で 建物の性能は大きく崩れるという事です。

この前も とある団地で実際に目にしましたが、新築 大手ハウスメーカーが土台の状態で、構造上の瑕疵がある欠陥のまま直しもせず 上棟をして そのまま壁で塞いでました。残念です。。 やり直しをするとお金も工期もかかり利益が減り、施主様からも上司からも怒られるし 全く良い事が無いので「どうせ1週間程度で見えなくなるし」と進めちゃったんですね。壁と断熱材を壊さないと見れない箇所でしたので、今から第三者のホームインスペクションを入れた所で もう発見されないでしょう。 

大手という事で 当社の同じ仕様と比べても 数百万円以上は値段が高いでしょう きっと。

それでコレ。。

これが現実というものです。

これが役割分担の弊害であると僕は強く思います。 仮に思いやりのある営業マンがそのまま現場監督をしていたら(ただ数ある現場のひとつという感覚ではなく)大切なお客様宅だし きっとやり直しを実施している事でしょう。 たくさんの現場を抱えている現場監督専属の人材ですと、現場に頻繁に通って来る客や細かい客は面倒としか思っていません。 

どうぞどうぞ!是非 見て行って下さい!と 胸を張って言える現場監督が良いですよね。

仮に僕だったらどうするか?(引き抜き力を検討し、工期に余裕が無いなら、とりあえず土台敷の段階で瑕疵のあるアンカーボルトをカットして、土台を敷いた後に 後施工アンカーで対応してたと思います。) 失敗の多い建築現場だからこそ 失敗の後処理用に色々な部材が発売されているんですけどね。。。隠さずそういった対応品を使えばいいだけなのに。

という事で 早速 外部に面する壁面に断熱施工を行います。密度28キロ:グラスウールです。 このグラスウール チクチクしないので、素手で充分に施工が可能です。

外部に面しない壁面には、ネオマフォーム20mmを内張りして仕上げます。

気密シートを施工します。

しっかりと隙間なく気密テープ処理をします。

この後 ここの壁面を15mm構造用合板で塞ぎ、ネオマフォーム20mmを上貼りして仕上がりです。

「湿気が~ 結露ガ~」なんて 言わせねーよ

基礎断熱用のネオマゼウス(65mm)を現地基礎形状に合わせてカットしてゆきます。

今回の改修工事の現場 4㎝程度基礎がバチってました(正方形じゃなくひし形に歪んでいた) ので、イレギュラーなサイズでの断熱材カットです。

カットした ネオマゼウス断熱材を基礎コンクリートに張り付けてゆきます。

配管などの隙間部分に ウレタン断熱を吹付けて処理します。

無事終了。もう現場 真っ暗。。。 

あとは大工さんに 構造用合板を4周面(15mm~9mm)施工してもらった後に 再度 ネオマフォーム20mmを内張り施工しに来ようと思います。

そして その後、ユニットバスを施工致します。 暖かお風呂空間の完成が間近です。

ユニットバス屋さんへも 施工可能範囲 1670mmのところ ギリギリ 1672mmまで断熱材を詰め込んだ空間に施工してもらうので、無理を言いますが、よろしくお願い致します。

 

 

未分類

Posted by admin