お引渡しに向けて
県内最高性能リノベーションモデルハウス 『集 ~ つどい ~』 の見学会も無事に終了致しました。
たくさんのご来場誠にありがとうございました。
多くの方々に真冬の断熱等級7を体感頂けたかと思います。
新築で断熱等級6はたま見かける様になりましたが、断熱等級7を体感できる家は 今でもかなり貴重です。
断熱マニアの方や断熱計算が出来る有識者なら分かられるかと思いますが、等級6 と 等級7は断熱材の厚み・仕様が桁違いに違います。という事は お金が半端なくかかるという事です。お金だけじゃなく手間もかかりました。
そんな建物も いよいよお引渡しです。
その前に 当初 食洗機が設定されていなかったシステムキッチンにビルトイン食洗機を取付・施工しております。食洗機施工後 再度ハウスクリーニングをしてお引渡しです。
個人的に少し淋しい気がしますが、今ある最新建材と緻密な技術を用いてハイスペックに仕上げた建物。
外付加断熱(柱・梁・土台も断熱材で囲む施工方法) 結構な手間でした、記憶が甦ります
床もダブル断熱 65mm+60mmネオマゼウス。床を2回も施工するという 圧倒的な手間と作業量のうえ成り立つ高断熱住宅。 手間やお金をかけたく無ければ基礎断熱工法に逃げる方法もあるのですが、自然通気をしない工法は 僕は 湿気の多い富山県では、良くないと考えていますので、ここは逃げずに床断熱通気工法での施工です。
天井面の断熱材も断熱等級5の2.5倍以上の厚みになりますので、
小屋裏が断熱材でパンパンになりますので 通気確保の為 屋根も2重で作りました
富山県は日本一雨の多い県です、ただの高断熱住宅=寿命の短い住宅となりますので、必ず通気もセットでお考え下さい。換気と勘違いされないで下さいね 自然通気です。
壁・天井 気流留めもすべて 可変透湿気密シートを採用しました
真夏に 倒れそうになりながら 断熱気密作業した記憶が 今でも甦ります。
気密測定時には、
「リノベーションで ここまでの気密性を確保している建物は 正直はじめてです」と
気密測定士さんに言われました。
そんな手間に手間を惜しまず仕上げた建物 今後とも よろしくお願い致します。
そして そんな最高の建物を手がけさせて頂き 感謝です。





