嬉しい お言葉を 頂きました。
婦中町 N様邸での現場です。
今回は、 お客様 からでは ありません。
職人さんからです。 数々のハウスメーカーの仕事をしている プロの職人さんからです。
現場に 行った際に、 「本当に 暑い中 お疲れ様です~。暑いですね~。。。」 と
声をかけさせて頂いたのですが、
「いや この現場(建物) 気密・断熱 処理がしっかりしてあるのが分かりますわ~ 、かつ 窓を開けても かなり通風性が良くて かなり 快適に作業できてますよ!本当に。」
と 言われました。
非常に 嬉しかったですね! 大工さんも 喜んでいると 思います。
こう言って頂けると、僕も 設計者として 設計段階での UA値計算から始まり、現場監督としては、現場で 土台の状態から 気密処理を始め、上棟時も 躯体部の気密処理を行う 通常 やらない様な作業(良い建物をつくり引き渡したいという正義感に近い想いからの行動)に ひと手間も ふた手間をも かけた甲斐があります。
【 土台 アンカー部の気密処理 / 継ぎ手の気密処理 】
【 梁の気密処理 / 金物部の気密処理 】
※柱、間柱 の気密は 室内側で 行います。
また 通気の為 塞いだら駄目な 穴もあります
骨組みの状態でしか できない外部気密処理の 数々。 これらは 現場監督(今回でいう僕)が 行います。 金具の 締め付けトルクの 確認と兼て 行います。
一部分の紹介なので まだまだ やる事は あります。
こういった作業は 建築基準法で規制されている訳でもなく、公的仕様書に技術推奨されている訳でもなく、だから長期優良住宅にも ZEHゼッチにも BELSベルスにも 規定はありません。
あくまで 現場での 『丁寧さのさじ加減』 という言葉が 似合うと思います。
決して 私は 気密性のみを重要視している家作りでは ありません、丁寧な仕事を 心がけているという事です。 せっかく お客様が 高いお金を出して 買われた『断熱材』の性能を 100パーセントに近い状態で 長い期間 性能を発揮させてあげる 丁寧な仕事を 心がけているのです。
ただ その気持ちとして行った行動が 気密性 や 数値として 性能に 現れてきているだけ という 意味合いが 強いですかね。
また 現場監督が 自ら こんなに丁寧に 処理しているんだから、大工さん や この後に続く職人さんたちも こんな丁寧な仕事を 無駄にしないように 動いてくれるという、 凄い良い 作業環境の循環になっています。
うっかり 気密層などに傷を付けてしまっても、 いざ現場が 丁寧な仕事が 行われていないと 他に穴だらけだから とか どうせ隠れるからかと
「まぁ いいっか(笑)」 って なっちゃうんですよ。
本当に! これ 本当です。
こんな繰り返しが 現場監督の目を すり抜けて 工事は 進んでゆきます。
あの監督の現場だから まぁ いいだろう。 業者限らず 現実に こんな言葉 よく聞きますから。
どんなに 営業マンが 良い人でも、 どんなにデザイナーと 意気投合しようとも、 こんな家住みたいと 僕は 思いません。だから 作りません。 自分がお客さんだったらこう 思うだろう当たり前の事を やるだけです。 住宅会社は、少し特殊な形態なので、社内環境の整備もいいんだろうけど、何が 本当に お客様の為になる 環境作りなのか?? これ 本当に 重要な事だと思います。 社内仲良しこよし(これも重要なんだけど) だけでは いい家は 作れません。
さて、さて、
今まで 壁に隠れてしまう所なので、誰にも 褒められなかったのですが、
正直 嬉しい。。。(泣) やはりプロには 分かって頂けるんだ。
数々の 夏の現場を 経験してきている職人さんの 『言葉』 とても 嬉しい お言葉でした!
ブログにて 間接的に 施主様にも この お言葉伝われば!
と 想い、ブログにて お伝えさせて頂きます!!!!!
N様 プロも感じられる いい家です!