新築工事

富山市 藤の木 M様邸 は 施主様の希望は5月入居の為、2月中旬~下旬着工にむけて現在 急ピッチで 打ち合わせをしております。平面図、立面図は90~80パーセント 出来上がっています。が これが100パーセントにならないと 基礎工事にかかれません。現在 施主M様と お互い納得できる100パーセントの平面、立面になるために向けて やり直しなどを繰り返し 打ち合わせ中です。

施主様のM様とは メールなどで 常に やりとりをしております。  例えば、、        

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例えば この写真 これは 私たちには 誰の家か どこの家かわかりませんが、施主様のM様が 撮影された 家の理想の 外観です。 これから 読み取れることは 多くありますが、まず大量生産の既製品のドア、窓、外壁では ダメそうです。また 写真を見ると このまま 現在の日本の建築基準法や確認申請を クリアするには 厳しそうですので 少し改良が必要では ないかと思われます。 

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また 照明器具のイメージ写真や 床材のイメージ写真も 頂いております。購入予定の家具の寸法、デザインなども 写真を交えながら 打ち合わせしております。 上の写真からは 床は 無垢のナラ材の無塗装品に近いのでは ないかと思われます。 よくある既製品のフローリングでは 駄目ということになります。また壁も荒く仕上げた塗り壁です。クロスでは なさそうです。

すべてが 本物思考に感じます。どれも コスト的には 多くかかりますが、限られた予算の中 できる限り 理想に向けて 邁進中です。

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民家再生

またまた 雪が降ってきました。今週は 1週間 雪模様のようです。入善町 I様邸 再生工事です。I様邸は 内部の仕上工事、造作工事の後半に入っていますので 特に雪の影響は ありません。現場へ向かう際の 渋滞などで 車の 影響は多少あるくらいです。

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正面玄関真上の 吹き抜けのトップライトの廻りの仕上は 黒の塗装をかけた 木を貼りました。    

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正面玄関へと続く 廊下です。ここの仕上は 壁の中間までは 木貼りで その上からは 珪藻土の塗り壁になります。

 もともと珪藻土とは 昔から 七輪、レンガ、火鉢などの 原料として使われており、非常に耐火性があり 断熱性にも優れた 性質をもっています。クロスなどに比べて 断熱性能が 格段にあります。 また 呼吸する壁とも言われ、室内の湿気の調節を行い 結露を防ぎます。それに伴い カビ、ダニの発生が少ない 室内へとしてくれます。 もちろんこれらを効果的に発揮するには、 気密性に優れた 家、サッシなどが前提になってきますが。新築、再生住宅には 非常に適しています。     

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ウッドデッキは リウッドデッキといわれるモノを使用しています。ウッドデッキとの違いは ウッドデッキはすべてが 本物の木であるのに対し、リウッドデッキは木粉と樹脂との混合し圧縮したモノです。

リウッドデッキは 本物の木の温もりは ウッドデッキよりも 劣るが、耐久性、耐腐食性、耐虫性、メンテナンス性 は はるかにウッドデッキよりも 優れています。 また 再利用可能な ECOな モノです。

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現在 工事 も終盤にさしかかり、だんだん 形になってきています。施主様も 心待ちにしておられる事と思われます。

 

 

 

 

民家再生

高岡市 N様邸 再生工事。

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N様邸の この 木製の オープンな階段は 町屋ならでわの不利な点を補う為 光と 風を通す という役割があります。 

この階段の下には 右写真のような スペースが設けてあります。これは 室内の坪庭です。玉砂利を敷いて 灯篭を 配置する予定になっております。灯篭には電源もひいてきてありますので 夜には 階段の足元灯としての 役割を はたします。 また玄関から正面に見える 場所ですので 視覚的にも 風情が感じられる作りになると思います。

 洋風つくりの家に ふと見せる 坪庭といった 和の情緒が 垣間見れ 何ともいえない お洒落さを感じさせてくれると思います。

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収納の中は 桐張り に してあります。町屋では 家と家がくっつくように建っていますので どうしても 採光量、通風性に 滞りがでる可能性があるため、 基本閉めきった 収納部は カビの発生を抑えるため 壁面には 桐をはることが おススメです。梅雨時期などには 効果的です。 温暖化の影響か 去年(2009年)の梅雨は 例年よりも ひどい 高温多湿で 収納部にカビが出たと  よく耳にした 年でした。結果 そうなって クロスを貼り替えるなら 最初の初期投資は クロスよりも多少高価ですが 対策しておくのもいいと思います。

 

 

民家再生

南砺市 O様邸 着々と工事が進んできております。スキップフロアの ある再生住宅に 変貌してきています。

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 上部の写真のようにLDKから4段の階段を 上がると そこには 長いカウンターが設置してあり 子供たちがLDKを望みながら勉強するスタディスペースがあります。 そして 奥には 3部屋の洋室があります。子供部屋として利用できます。しかも 各部屋 トップライトを 備え持つ 豪華な 子供部屋になります。

 私が子供の頃は このような変わった部屋を持つ同級生は 誰一人いませんでした、羨ましく感じます。

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この写真は 玄関から 玄関ホールの吹き抜けを 見上げた状態の写真と、2階から 1階玄関ホールを見下ろした状態の写真です。

 既存の梁が 姿を現し 来客者を 圧倒させます。ほとんどの 来客者は 玄関までで 帰られる方が 多いので ちょっとした 来客者でも インパクトを与えれる家になります。 女性目線から見ると 「吹き抜けの既存の梁の ほこりなどの掃除が面倒で、機能的でない」と思われる方も多いかもしれませんが 男性なら共感できる方が おられる?と思われます。 壊してしまえば 2度とこの 梁は元にもどりませんし この光景も 見ることができないと思いますので、残してあげてください。

日常生活で感じた事

今日は お昼から お客様のところに 一人営業に伺いました。営業というものは 断られる機会が多く 何度やっても 断られる事に精神的に 慣れる事は 非常に難しいです。たぶん 私のように感じておられる方は少なくないと思います。しかし これに屈しては 負けです。

 心の奥底でこのようにビビっている私を 奮い立たせている ひとつが 結婚指輪です。 私には思いの詰まった指輪です。この 指輪を見ながら 奥さんと子供を 不自由なく 暮らさせる為には 自分が 頑張らないと!と 奮い立たせられます。

 またこの指輪には  2008.7.20 と刻んであります。これは 結婚式を予定していた日付です。しかしながら 私の 病気などから 結局  現実に 結婚式を行えませんでした。 しかし 私の奥さんは 1年以上 私の回復を待っていてくれ、また 退院しても まともに お金を稼げる体じゃないのに 見捨てる事なく 看病してくれました。また 私がこの指輪を正式にはめるまでには 両親を含め たくさん 人の 応援、協力が あったからです。

 見た目 ただの リングですが 私にとっては 思い出の詰まった大切な指輪です。また 心が折れそうに なった時にも 勇気をくれる かけがえのない指輪です。 

 普段 現場などに行く際は 外していきますが、営業活動に出向く際には 必ずはめていきます。家族の応援する声が聞こえます。

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蓄熱式暖房機VS床暖房 

全室暖房を考えておられる方は 床暖房と蓄熱式暖房機は どちらが良いの?という 選択肢に 迫られることになると思います。建築事務所の社員という立場から いちがいに きっぱりと どちらが 良いということは 言い難いですが、 私も いち消費者の立場として 意見は言わせていただきます。

 まず 両者どちらも 本当に寒い真冬時期には それほど効果は期待できず、これらの暖房器具だけに頼ることは 生活しがたいものが あると思います。 何らかのエアコンなどの補助暖房が 必要になると思います。

 そして電気代 どちらも 電気代は比較的高めなのですが、施工面積にもよると思いますが、蓄熱式暖房機7Kと同等の対応にするためには 18帖~20帖という床暖施工面積ということになります。 これから考えると 床暖房のほうが 電気代は高つきます。しかし 蓄熱式暖房機は 一度スイッチを切ると 熱の立ち上りに1日かかってしまう為 冬季は 基本 電源入れっぱなし状態です。床暖房は 比較的 熱の立上がりが早い為、人がいるときだけ 電源を入れるといった具合い ある程度調整、コントロールできます。畜暖は入れっぱなしでOKなのに対し、床暖を冬季入れっぱなしでいると 電気代は 畜暖よりも高つきます。

 肝心の温かさは 床の温かさといえば 床暖房が 温かいです。蓄熱式暖房機は 部屋全体が ほんわか 温かいといった感じで、床自体は 床暖ほどは 温まりません。 が どちらも 真冬は これらだけの暖房器具だけでは すこし 肌寒い感覚が あります。また 蓄熱式暖房機は 放熱の設定によっては 朝一番~夕方までは 夜間に蓄熱した熱により 温かいのに 夜には 熱が少なくなってきて 寒くなることがあります。要するに 畜暖は 暖房性能にムラがあります。

 そして メンテナンス代です。これは 床暖房は 大変です。故障などの場合 床をはぐるなど大がかりな工事が 必要になってきます。 蓄熱式暖房機はレンガを温めるとった具合の単純な作りの為 そう簡単には 壊れず メーカー保証も長いです。工事費も  蓄熱式暖房機が安いです。

 また 床材の選択肢は 床暖は 限られるものの 畜暖は 自由です。

 畜暖は 置くのに場所を取るのに対し、床暖は 床下の為 場所を取らないというメリットもあります。

足が冷えるのが嫌で 床から部屋を温めたいという暖房性能重視の方は蓄熱式暖房機よりも床暖。値段、メンテナンス代、施工費、光熱費、なども捨てがたいと思われる方は 床暖よりも蓄熱式暖房機。といった具合に どれに重点を置くかにより 選ぶ 暖房器具は 違ってくると思います。

 私はこれらのを要因を踏まえて 自分の家には 蓄熱式暖房機を 導入しました。これが消費者としての私の答えです。  私の場合は メンテナンス代に重点を置いて考えました。これから生活するのにかかる 光熱費、メンテナンス代が安く抑えれるなら、熱の立上がりの遅さ、多少の暖房性能のムラや低さは 我慢しようと考えました。

 どちらも 良いところ 悪いところ があり 自分ならどこが 妥協できるか どこに重点を置いているかで 決めてください。

 

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日常生活で感じた事

私の最近の生活は 奥さんが 産後の実家帰りで 1人暮らし というような 形をとっております。 仕事に 洗濯 掃除 ゴミ出し などなど 自分では すべてが順調に行っている つもりでしたが、ふと 食後の皿洗いの最中に とある 違和感を感じました。 私の家には キッチンに蓄熱式暖房機があり その上のカウンターに観葉植物が置いてあります。暖房機の上に植物というのは あまりよろしくない状況かもしれませんが、、、  その違和感というのは その観葉植物が 枯れてきていた事によるものでしたSealed この観葉植物は 知人から 新築祝いに 頂いた とても大切なモノでした。 大切なその観葉植物に 最近水をやっていないことに気づきました。 いつもは 奥さんが 生活の習慣の様に 水やりをやっていてくれていたため 今まで元気に 緑々していました。 私は すぐに 水をやり 蓄熱式暖房機から 離し 窓際に移動させました、 すると 4日後 また 元気に 緑々しく なってくれました。 よかったーEmbarassed 

 たった これだけの 事ですが 多くのことを学ぶ事ができました。単純に これから きちんと水やりをしょうという事。 生命に対する すまないという気持ち、また植物の生命力に驚かせられ、完璧だと思っていた生活が 意外に抜けていることが多々あったことに気づき、奥さんの影ながらのサポートのありがたみ、モノ(観葉植物)を頂いた時のありがたみが時が経つにつれ 薄れつつあったこと、 

 これから この観葉植物に水を やるたびに 今回の出来事を思い出し 反省することができると思ってます。

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日常生活で感じた事

最近 私の回りでは ベビーラッシュです。 共栄ホームズの お客様だけでも 年末から年始にかけて  婦中町 T様邸、婦中町 N様邸、富山市 犬島 T様邸、富山市 大泉 O様邸、 富山市 藤の木 T様邸、 5軒の施主様が おめでたでした。自分も含めると 6軒か。、、  共栄ホームズで 家を建てると 幸せになれる という噂が でている 理由の一つかもKiss 

 やはり家を建てようと 思い始める 大きな 原因は 生活環境の変化からです。その 大きな変化の一つは 出産し 子供ができた時です。特に私たち20代後半~30代世代は、今まで親に甘えに甘えて育った子供だった自分が 自らの子供を見て はじめて 自分の足で 生活をはじめ 事実 真の親離れがはじまる 時期ではないかと思われます。 その一歩が 家作りだったり します。男としては 奥さん 子供を 一生守っていくぞ!という 決心の 現れが 家作りだったりします。様々な思いで 皆さん 家作りをされます。 その 決心を 後悔のないように形にしたり、その決心が 今後の人生、生活をローンなどで圧迫しないように 導いていくのが 我々には 必要なのだと 思います。 

 家づくりだけが 人生のすべてでない  人生のスタートだったりもします。言いかえれば 家作りの後の 生活を重視に考えてくれる 真の住宅アドバイザーを目指しています。

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民家再生

I様邸再生工事 現在 大工工事と 内部仕上 工事を同時に行っております。内部の仕上は ジュ楽の塗り壁と 既存の梁などの 塗装工事が 行われております。 塗り壁は クロス貼りの壁よりも コストが多くかかりますが クロスでは 出せない 味がでますし、クロスでは 貼れない様な 曲線にも 対応できます。クロスよりも 手間がかかるぶん デザインに自由度がもてます。今では たくさんのカラー色も でていますので 和風イメージのある 塗り壁ですが、 今では洋風 和風問わず 使用されています。

 ちなみに 私の家の子供部屋は わら入りの黄色珪藻土で 仕上げてもらいました。また 塗り方でも 見え方が 全然違います。 スパニッシュ工法、SR工法、クシ引き工法、など様々あります。 和室は  紫の クシ引きにしてもらいました。クシ引きとは 文字の通りクシを引いたような凹凸模様が入る塗り方です。。紫って 奇抜に思われるかもしれませんが 案外 洋風の家のモダンな和室にピッタリかも。

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これは緑の 珪藻土を塗った 部屋です。この部屋の 匂い、空気感、質感の違いを写真では お伝えできないのが 残念です。自然素材ということで 体にも 無害です。 難点は  クロスの様に 簡単 はがして、張り変えできないので メンテナンスコストは 高つきそうです。

 

民家再生

高岡市 N様邸 再生工事 も 現在 大工工事 終盤です。N様邸には トップライトが 多くあります。 天井には 大きな トップライトが設けてあります。2階からの その光を 残すことなく 使い切る必要があります。なぜならば 高岡市 N様邸は 隣同士の家が くっつくように ある 町屋だからです。 側面の窓からの 採光量は 想像よりも 期待できないからです。 また この様な町屋では 側面に大きく開口部を 設けると 近隣との プライバシーの侵害にもなります。そのため スリ硝子にしたりもしますが 結局 見られたくない為 昼間からカーテンなどを 使用するようになりがちです。 いかに プライバシーを守りつつ 光を 有効活用し、明るい家を作れるか 工夫が必要です。

 N様邸には まず家の中央部に 大きなトップライトが 設けてあります。トップライトは 側面の窓の3倍の採光能力があるため 非常に明るいです。その光を 1階へ下ろす必要があります。 まずその為の工夫は 2階廊下に 強化ガラスをはめ込み 1階へと下ろします。昼間は この光が 1階廊下の 照明代わりになります。 さらに 2階のトップライトの光は 階段を照らします。階段で 光を遮らない為、階段を オープンな階段(蹴込の無い階段)に しました。そうすることにより 光を階段で遮ることなく 1階へ下ろします。 通風性能も考慮した 機能美 デザインも 兼ね備えた 作りとなっています。

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天井の光が ガラスの廊下 オープン階段を 通し 1階へ

原理を考えれば なーんだ普通のことを やっていると思われるかもしれませんが、これをやる やらないでは 全然違います(体験談)。家が密集する京都などの町屋の技術を 通常の家に利用すれば さらに 明るいと 思います。昼間の照明は いらないので ECOにも 繋がると 思います。