お持ち帰り弁当

2020年5月9日

ゴールデンウィークに 本を読んだ方も 多いのではないでしょうか。 私も 読みました。 購読に関しては、マニアではなく、ミーハー気質なので 書店の目立つ場所に置かれていた『ライオンのおやつ』という本 を 手に取り読みました。 とても優しげな表紙の描写 また さながら題目のインパクトに 惹かれました。

話の内容は、若くて癌での余命宣告をされた女性がホスピスで 亡くなるまでを 過ごす数日を描いた話でした。  

感想といえば、ただ 自分自身も 25歳の時に 医師により、突如告げられた 長期入院生活と 少し重なる部分もあり ある意味感傷深い作品でした。結果的に入院期間は、 GW(ゴールデンウィーク)前に入院し、退院できたのがお盆も過ぎ去った、 秋でした。(医者からは年末までと言われたが ワガママを言って 何があっても自己責任と釘をさされながら病院を出ました) 

入院翌日から、あれよあれよと 点滴や尿道カーテーテルなど様々な管を身体に接続され「あれ 自分もしかして このまま死ぬのかな。」 と 思っていた頃を思い出しました。 それから10数年経ち、 ただ 時間とは 酷なモノで、逆に その時にしか感じられなかった、 ライオンのおやつの本で表現されている様な、色とりどりの感覚も その時、確かに 身をもって経験をしているにも関わらず、今では 薄れ流されてしまって 日々の生活を 不満と共に 送っている自分を とても情けなく感じました。

あの時の 感覚を 再度、手に触れようと手を伸ばすも、時の風が強くて 頭では分かってはいても 実感できないのが 現実です。

何の為に 仕事をしているのか、自分は 何で 家作っているのか 根本的にある、家の 大切さを見直す いいきっかけになった事が 最大の 収穫でした。 病院に入院していれば 手厚く看護され、再発も防げるのに、リスクを負ってまで 頑なに家に帰った。 自分の家。

本の感想は 以上です。 普通の人なら 感動する良作品だと思います。

 

 

さて、コロナウイルスの影響で 飲食業界が 未だ自粛ムードの中、それぞれの お店が 努力をしておられます。

当社の 『古民家カフェ アメリ』 も 同じで、 お持ち帰り弁当の 販売を 先月より はじめております。

 

『彩り小鉢 弁当』 ¥600円(税込)

『一日分の野菜が採れる アメリ弁当』 ¥900円(税込)

 

僕も 食べさせて頂きましたが、野菜がたくさん食べれるし、品数も多く、 年齢柄も マッチして 大変 満足な弁当でした。  是非 よろしかったら ご賞味下さい。

 

すいません。今日は 家作りの 内容では ありませんが。

また よろしくお願い致します。

 

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